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素材を傷つけずに汚れを取る

 掃除コーナーに行くと、多種多様な掃除グッズが並んでいて「どれを選べばいいかわからない」という声も。でも、いつも使う道具は意外にシンプル。まずは用途を考えて基本的な道具からそろえていこう。

 ただ、家の中はサッシやレールの隅、蛇口の裏など手が届きにくい場所がけっこう多いので、小回りの利く道具もあると便利だ。

 汚れを落とすという目的だけ考えると、強力に汚れを落とす研磨剤入りブラシなどに目が行くが、もうひとつ大事なのは、なるべく素材を傷つけないということ。一見きれいになったように見えても、傷がつくと汚れがつきやすくなったり、カビが落ちにくくなったりする。

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 素材と道具の相性を見極めながら掃除を進めていこう。

100均+プロの道具で最強!

 基本の掃除道具から細やかなニーズに応えた汚れ落としグッズまで、いまやあらゆる道具が並ぶ100均。

 最初は100均で一通りそろえて、使い勝手を見ながら買い足したり、買い替えたりしていくのもアリ。

 ウエス(雑巾)やメラミンスポンジなどの消耗品は100均で十分だし、「ツインブラシ」など僕も愛用している名品もある。

 とはいえ家の隅々まで掃除をしていると、どうしても落ちない汚れや届かない部分も出てくる。そういうときは掃除のプロが使う業務用の道具などが頼りになる。