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この神サービスが500円!? 「釣り人のためにあるホテル」が控えめに言って最高すぎた

淡路島観光ホテル レポート前編

genre : ライフ, 娯楽,

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釣り未経験者でも楽しめるプライベート釣り場

釣り場からホテルを眺める

 釣り場はロビーから階段で繋がっており、自身の部屋から5分もあればたどり着く。手ぶらでも釣りができるようにライフジャケットやタックルなどのレンタルも充実しており、売店でエサ&簡単な仕掛けが購入できる。

レンタルタックルも揃っている

 何より驚いたのが、専属のスタッフさんが数名常駐されていたことだ。釣りのサポートをしてくださるので、初心者の方でも安心して釣りを楽しめる環境が整っていた。

親切なスタッフさんが常駐している

 ホテルのチェックインは15時(チェックアウトは翌日10時)だが、プライベート釣り場の利用は宿泊当日の12時~チェックアウト後の12時まで。つまり24時間釣りができる。釣り目的の方は、12時に来館することをオススメする。

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 そして、釣り場は大きく分けて5つのエリアで構成されているので、釣りを始める前にそれぞれチェックしてみた。

(1)ファミリーゾーン

ファミリー

 足場が良く初心者の方でも安心して釣りができるエリア。足元にはひねれば海水が出てくる蛇口があり、釣った魚はバケツで活かしておくことができる。釣り座が番号で振り分けられていて、約15組(20人ほど)のキャパがある。外灯もあり、夜釣りで本領発揮しそうな釣り場だ。

(2)入り江

入り江

 海底が見えるほど水深の浅いエリア。海藻や岩盤など海底は地形変化に富んでいるので、ブラクリや胴突き仕掛けで狙うのが良さそうだ。

(3)北側突堤

突堤

 1組しか入れない小突堤。海を見て右側の入り江出口は水深が深くなっており、フカセ釣りやカゴ釣りで大物が狙えそう。また左側には沖磯があり、周辺でウキフカセ釣りなどができる。中、上級者向けの釣り場といった印象。

(4)テトラエリア

テトラポット。足場が悪いので、釣りをする際には要注意

 足場的にやや不安定なので、釣りに慣れている方向けのエリア。人も少ないので、ルアーや遠投カゴ釣りがやり易い印象だ。またテトラでの穴釣りや沖にちょい投げすれば根魚がたくさん釣れそう。

(5)ゴロタエリア

 個人的に盲点的なエリア。プライベート釣り場に出てすぐ目の前にあるのだが、外側へ意識が進んでいるのでスルーしがち。テトラやゴロタ(大きめな石)中心の釣り場のため、根魚の魚影が濃そうなポイントだ。

 魚影が濃い淡路島の釣り場のなかでも、いずれも一級ポイントであるのは間違いない。どこで釣りをしても釣れそうだった。