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「トイレの個室でおにぎりを食べる高校生だった」「国語の先生と言い合いを…」EXILE・小林直己が、子どもの教育に関心を持つ意外なワケ

EXILEの肉体派ダンサーが 元芸人のEテレ 名プロデューサーと白熱対談!

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 文藝春秋デジタルのエッセイ連載をまとめた初の著書『選択と奇跡 あの日、僕の名字はEXILEになった』を上梓した小林直己さんが、「今、最も気になる人」という、NHK Eテレの佐藤正和プロデューサーに対談を申し込んだ。

佐藤正和プロデューサー(左)と小林直己さん(右)

◆ ◆ ◆

ダンススクールで子どもたちに教えていた過去

小林 初めまして。今日はよろしくお願いします。

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佐藤 よろしくお願いします。そもそも、なぜ僕を対談相手に選んでくださったのでしょうか。

小林 僕はもともとLDHのダンススクールでキッズダンスを教えたり、小学生向けの運動会や授業で使えるダンスの振り付けを作ったりしていて、子どもたちに対する社会貢献活動やSDGsに興味があったんです。

小林直己さん

 佐藤さんが手がけるNHK Eテレの子ども向け番組、『Q~こどものための哲学』や『u&i』、『あおきいろ』などを拝見すると、どんな状況下でも自分で考えて答えを探し出すことの大切さや、「共生」とはどういうことかを示して、多くの子どもたちに影響を与えている。お話を伺ってみたいなと思いました。

佐藤 ありがとうございます。日々試行錯誤しながら作っています。

小林 佐藤さんは、EXILEや三代目 J SOUL BROTHERSにどんな印象を持っていましたか?

佐藤 僕には娘と息子がいるんですが、小学校の体育祭で「R.Y.U.S.E.I.」を踊っていて。だから“カッコいいお兄さんたち”という印象がありました。直己さんはイカつくて、近寄り難いイメージがあって、それが魅力的でカッコいいなと。グループで踊っていても、自然と直己さんに目が行ってました。

小林 本当ですか⁉

インタビュー全文は発売中の『週刊文春WOMAN vol.12(2022 創刊3周年記念号)』にて掲載。

佐藤 はい。だから今回、エッセイ本を読ませていただき、「あれ?」と思いました。すごくイメージが変わったなと。コロナ禍でお仕事やパフォーマンスが出来なくなって、自分の存在意義について悩まれた話も出てきましたが、その結果、前向きな方向に気持ちを持っていった軌跡が書かれている。直己さんみたいに自分を見つめ直した方ってたくさんいると思うんです。そういった方たちの道標になると思いました。