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(9)回天部隊、初の戦果

 1944年11月20日 人間魚雷「回天」の攻撃により沈没する給油艦「ミシシネワ」。5基の回天のうち1基が命中、回天部隊の初戦果となった。

 
回天部隊、初の戦果

(10)空襲後の銀座

 1945年1月27日 富士山上空を飛行するアメリカ第73爆撃団のB-29「スーパーフォートレス」の編隊。76機のうち56機が有楽町・銀座地区に目標を変更、空襲を行った。

 
空襲後の銀座

【続きを読む】戦時下の沖縄では「捕虜日本兵」と「従軍看護師」の結婚式が…カラー化した写真で振り返る第二次世界大戦の“リアル”

INFORMATION

 今夏、長崎市立図書館、川崎市平和館、枚方市立中央図書館にて『AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争』から選ばれたカラー化写真の展覧会が開催された(川崎市平和館の展示は今月26日まで開催中)。

 また広島市立中央図書館にて、9月20日まで開催中の企画展「ヒロシマを伝える被爆建物」では、本書の刊行後にカラー化を行った、鈴木六郎氏撮影(鈴木恒昭氏提供)の未収録写真が展示されている。

 現在、庭田氏は、音楽とカラー化写真のコラボレーションにも取り組んでいる。8月1日・2日にオンライン・イベントを行い、シンガーソングライターHIPPY氏、ピアニストはらかなこ氏と共に制作した楽曲「Color of Memory 〜記憶の色〜」を発表。庭田氏は初めて作詞とコーラスにも挑戦。8月15日には、達富航平氏撮影・編集のMVが公開された。

 1日は、「被爆一年後の焼け跡を見つめるカップル」が撮影された福屋百貨店の屋上レストランから生配信を行い、渡邉氏と光文社の担当編集者・高橋恒星氏、庭田氏の鼎談も実現した。

 

 2日は、「記憶の解凍」の取り組みが始まった広島平和記念公園(かつての中島地区)を一望できる、おりづるタワーからPEACE LIVEを行い、新曲も生演奏した。

2021年 社会部門 BEST5

1位:強制収容所で体操する少女、体を丸めてうなだれる日本人捕虜…AIとのカラー化で甦った驚愕の“戦前・戦中写真”10選
https://bunshun.jp/articles/-/50985

2位:「五輪で風化させたくない」熱海土砂災害から1ヶ月 元AKB“旅館若女将”が語る被災地の「深刻な状況」
https://bunshun.jp/articles/-/50984

3位:《死刑判決に控訴》野村悟が来ると幹部は慌てて正座を… 工藤会壊滅作戦を指揮した福岡県警元刑事が見た“総裁”の真の姿
https://bunshun.jp/articles/-/50983

4位:《山形中1女児死亡事件》両親が涙の告白「なぜイジメの調査をしてくれないのか」13歳の少女が登校生徒の前で校舎4階から飛び降り自殺 前日にあった“ある異変”
https://bunshun.jp/articles/-/50979

5位:「血を舐めてもらって興奮した」「生理ナプキンで止血した跡が…」歌舞伎町“TOHO横”に集まる未成年は何をしているのか
https://bunshun.jp/articles/-/50978