9時、ついにオープン。広い店なので、行列がなだれ込んで着席しても全体の3割ほどの稼働率。筆者が打ちたかった機種には、先頭の3人組が座り、もう空きはなかった。仕方なく、違う5号機を打つことにする。
年越しの瞬間、店内では…
ここからは、取り立てて書くようなことはない。普通に、ただひたすらパチスロを打っているだけだ。店内の様子も大晦日という特別感はない。
16時ごろ、食事のため休憩することに。外に出てみると、一面雪景色だった。しかも吹雪で移動が困難なので、併設されていたラーメン店で腹を満たす。
食事から戻ってからもひたすら打つ。気づいたら夜になっており、もうすぐ2021年も終わろうとしている。
23時ごろには、休憩スペースで年越しそばを食べる人たちが出現。どうやら店外のテントで1杯100円でそばを提供しているらしい。気が向いたら食べようと思っていたら、すでに23時58分。さすがに年越しの瞬間はカウントダウンなどで盛り上がるのかと思ったら、なにもないまま年が明けた。
「あけましておめでとうございます。2022年もよろしくおねがいします」という簡単な店内アナウンスがあり、客も特に動揺することなく、黙々と打ち続けている。
以前は、タレントや攻略ライターを呼んで年越しイベントを行う店舗もあったが、コロナ禍により見合わせており、今年はどこも静かだったようだ。
午前3時ごろ、気分転換に店外へ。駐車場に停まっている車のナンバープレートを見渡すと、福岡、福井、群馬、習志野など、あらゆる場所からここに集っていることが窺える。
7時。初日の出の時間なので外に出てみたが、雪でなにも見えない。オールナイトを満喫したのか、このあたりで帰りだす客も増えてくる。