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朝10時に大型店に移動、打ち疲れて寝ている人も多数
10時まで打ち、店移動。近鉄四日市駅前にある大型店に向かう。
店内に入ると、台は8割ほど埋まる高稼働率。しかし、休憩所では打ち疲れたのか、うつぶせになって寝てる人もチラホラ。とはいえ、これもパチンコ店にはよくある風景。店内の雰囲気で今日が元日であることを思い出させるようなことは何もなかった。
1月2日の午前1時、40時間打ち切った。収支は今回のレポートの主旨ではないので割愛するが、体力的にキツかったし、特に何が楽しかったということもない。打ち終わったら仮眠を取り、まっすぐ帰京したので、伊勢参りもしていないし、伊勢海老も伊勢うどんも食べていない。
「なぜ」「わざわざ」「そんな苦労してまで」……といろいろな人から尋ねられたが、筆者にとっては、大晦日に渋谷で大騒ぎする人や、ジャニーズコンサートに行く人のほうが理解できない。どんなジャンルでも、そこにいるファン以外には「なぜ」と思われる行為でしかない。
いわゆるギャンブル依存症といわれたら、そうなのかもしれないが、そんな単純なものでもないような気もする。ただ、大晦日に40時間パチンコ・パチスロが打ち続けられるといわれたら、打ちたくなる。それだけのことなのだ。