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「減量中は狂いそう」年間400杯以上ラーメンを食べるプロボクサーが語る“異常すぎるラーメン二郎愛”

プロボクサー・ジロリアン陸さんインタビュー #1

2022/01/19
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――減量はどのように行っているのでしょうか。

 東日本新人王の頃は、正直めちゃくちゃテキトーな減量をしていて。「減量中は食べなければ何とかなる」と思っていました。最近は食べたものと、カロリー・たんぱく質・脂質・炭水化物の割合を全部書く「レコーディング」を取り入れています。

――減量中はラーメン二郎を食べないんですよね。

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 もちろん(笑)。減量期間中は外食自体しないです。外食すると、食べたものが何キロカロリーで、たんぱく質がどれくらい入っているかも分からないので。減量中は成分表が書いてあるコンビニのものしか食べないですね。

©杉山秀樹/文藝春秋

試合前は約15キロの減量で頭がおかしくなりそうに

――ラーメン二郎を絶つことによる“禁断症状”は出ないのですか。

 いや、減量中は頭がおかしくなりそうですよ。皆さんが思ってる以上に狂いそうになる。一般の方は味わうことがないんだろうな、あの苦しみは……。もし減量中、体重を増やさずにラーメン二郎を食べられるとしたら、マジで一杯に5万円は払えます。本当にそれくらい食べたくなるんですよ。

 でもそこは我慢しなきゃなので。自分のInstagramに投稿してあるラーメン二郎の写真を見て、「めちゃくちゃおいしそうだな」って思って気持ちを静めています。最近は自分の写真だけじゃ満足できないので、「ラーメン二郎」で検索して他の人の投稿に「いいね」をしまくっていますね。

――試合前は何キロくらい減量するのでしょうか。

 普段は76~77キロあって、試合前日の計量日に合わせて61キロまで落とします。

――約15キロの減量……想像以上に過酷ですね。

 減量中は頬がこけて、目がくぼんで、かなりやばい顔になってますよ。計量日の前日にサウナで水抜きをして、一気に4キロくらい落とすんですけど、その時には目が血走ってますね。

15キロの減量をした直後のジロリアン陸さん

――計量が終わったら体重が増えてもいいんですか?

 それは大丈夫です。コロナ前は、計量が終わったらすぐにラーメン二郎を食べに行ってました。でもコロナになってからは、計量が終わったらすぐにホテルへ行って、試合まで隔離しなきゃいけなくて。だから今は、夜にラーメン二郎のテイクアウトを持ってきてもらって、それを食べるようにしています。でも減量直後は胃がびっくりして、量は全然食べられない。ちょっと食べたら苦しくなって、動けなくなりますね。

その他の写真はこちらよりぜひご覧ください。

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