――減量はどのように行っているのでしょうか。
陸 東日本新人王の頃は、正直めちゃくちゃテキトーな減量をしていて。「減量中は食べなければ何とかなる」と思っていました。最近は食べたものと、カロリー・たんぱく質・脂質・炭水化物の割合を全部書く「レコーディング」を取り入れています。
――減量中はラーメン二郎を食べないんですよね。
陸 もちろん(笑)。減量期間中は外食自体しないです。外食すると、食べたものが何キロカロリーで、たんぱく質がどれくらい入っているかも分からないので。減量中は成分表が書いてあるコンビニのものしか食べないですね。
試合前は約15キロの減量で頭がおかしくなりそうに
――ラーメン二郎を絶つことによる“禁断症状”は出ないのですか。
陸 いや、減量中は頭がおかしくなりそうですよ。皆さんが思ってる以上に狂いそうになる。一般の方は味わうことがないんだろうな、あの苦しみは……。もし減量中、体重を増やさずにラーメン二郎を食べられるとしたら、マジで一杯に5万円は払えます。本当にそれくらい食べたくなるんですよ。
でもそこは我慢しなきゃなので。自分のInstagramに投稿してあるラーメン二郎の写真を見て、「めちゃくちゃおいしそうだな」って思って気持ちを静めています。最近は自分の写真だけじゃ満足できないので、「ラーメン二郎」で検索して他の人の投稿に「いいね」をしまくっていますね。
――試合前は何キロくらい減量するのでしょうか。
陸 普段は76~77キロあって、試合前日の計量日に合わせて61キロまで落とします。
――約15キロの減量……想像以上に過酷ですね。
陸 減量中は頬がこけて、目がくぼんで、かなりやばい顔になってますよ。計量日の前日にサウナで水抜きをして、一気に4キロくらい落とすんですけど、その時には目が血走ってますね。
――計量が終わったら体重が増えてもいいんですか?
陸 それは大丈夫です。コロナ前は、計量が終わったらすぐにラーメン二郎を食べに行ってました。でもコロナになってからは、計量が終わったらすぐにホテルへ行って、試合まで隔離しなきゃいけなくて。だから今は、夜にラーメン二郎のテイクアウトを持ってきてもらって、それを食べるようにしています。でも減量直後は胃がびっくりして、量は全然食べられない。ちょっと食べたら苦しくなって、動けなくなりますね。
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