近年、テレビ番組やSNSなどで整形を公表する女性が増え、整形は隠すものではなくなりつつある。なかでも「フランス人形になりたい」その一心から、総額3億円を超えるほどの整形手術を重ねるタレントのヴァニラさんは様々なメディアで積極的に自らの体験を語っている。
なぜ彼女はここまで整形を重ねるようになったのか。次に整形したい箇所や整形依存症について、コンプレックスとの向き合い方まで、赤裸々に語った。(全2回の2回目。#1を読む)
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病院には「もう整形するところないよ」と言われるけれど
――今でも十分美しいと思うのですが、これからも整形は続けていきたいですか。
ヴァニラ はい、もちろん。でも美容外科からは大体もう卒業証書を渡されていますけど(笑)。病院に行っても「はい、ヴァニラさんは大丈夫です。卒業証書渡します」とかよく言われますね。「もう整形するところないよ、本当」と言って(手術を)やってくれないんですけど。
――基本的には同じ病院にずっと通われているのでしょうか。
ヴァニラ そうですね。大体決まったところに行って、信用のおける先生にやってもらっています。でも部位によって変えたりします。その時その時でやりたい形も変わってくるじゃないですか。時代が変わって流行も変わるので。
なので、次は鼻を韓国の先生にやってもらおうと思っています。韓国のアップノーズ気味というか、ちょっとカーブをつけた鼻。今は(鼻の付け根を)すごい高くしてあるので、ここを低くして、代わりにカーブをつけて鼻先は高く。そういう形をきれいに作っている先生を調べたら韓国の先生で。ちょうど昨日、銀座にある病院にカウンセリングに行ったばかりなんですけど(笑)。
次に整形したいのは鼻と“輪郭”
――もう次に整形したい箇所があるんですね。
ヴァニラ 鼻と、ずっと気になっていた“輪郭”を削りたいなと思って。今までカウンセリングにはたくさん行ってきたんですよ。韓国でも有名な病院を5軒ぐらい行ったりしたんですけど、どこの病院でも「(輪郭を)削れることは削れるけど、ほとんどあなたは削るところがないし、やってもあんまり変わりません。ダウンタイムや費用のことを考えると、あんまり効果は得られないですよ」みたいな。でも、ちょっとでも変わりたいから私はそれでもいいやと思って、昨日もカウンセリングしてもらったんです。
その病院の先生もVラインに関しては全然勧めてこなかったんですけど、頬骨が結構出ていることを相談したら、「頬骨は確かにちょっと削れるし、いいと思います。顔小さくなります」と言ってくれたので、次は頬骨削るのと、鼻全体を入れ直すのを同時にやろうと思っています。手術は2月の後半、20日ぐらいを予定しています。楽しみですね。
――骨を削るのは初めてということですが、怖くないですか。
ヴァニラ 今まではすごい怖いなと思っていたんですけど、周りの友達で結構やっている人が多いので、みんなやっているし「大丈夫かな」って。全然痛くないって言う人もいれば、めちゃくちゃ痛いって言う人もいるんですけど…。先生は上手そうな感じだし、症例写真も見せてもらって、みんな仕上がりもきれいだったのでいいかなと思って。