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半グレ集団と暴力団の意外な関係
土井 面白いのは、そういう半グレ集団をヤクザが使っているケースとは逆に、彼らがヤクザを利用しているケースというのもあることです。
誉田 つまり半グレのほうが、立場が上ということですか?
土井 そうです、なにしろ資金力がありますから。彼らは金のない組に取り入って、そこの組員を出し子や受け子として使ったりもするんですよ。
誉田 なぜそんな逆転現象が起こっているのでしょうか?
土井 やはり暴対法(暴力団対策法)ですよね。ヤクザが表立って動きにくくなったので、そういう半グレ連中を使い出したところ、次第に力をつけたということなのでしょう。
誉田 でもそれ、ヤクザの側からすると面白くないですよね。
土井 そうですね。実際、半グレ集団を潰そうと動いた組もありましたよ。
半グレ集団の位置づけとは
誉田 なあなあで共同作業にあたるより、そのほうがよほどヤクザらしいですけどね。
土井 まあ、本来のイメージには近いですよね(笑)。
誉田 ちなみに半グレ集団の強みというのは、暴力団のように国の指定を受けないところにあるのでしょうか?
土井 いえ。警察では今、そうした治安を脅かす新たな反社会的勢力を準暴力団と位置づけて、取締りの強化をしていますよ。
誉田 なるほど。でも、彼らには代紋もなければ看板もないですよね。どういう形で準暴力団として位置づけを受けるんですか。個人として?
土井 それはグループ単位が基本になります。
誉田 うーん。これも時代なんでしょうね。とにかく、かつての関東連合のような大規模な組織が、今も暗躍しているわけだ。