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「キャバ嬢出身の子はバラエティに強いと聞いて、1ヶ月だけ、仙台で…」元“崖っぷちアイドル”熊切あさ美(41)が語る、「ハチャメチャすぎた過去」

熊切あさ美さんインタビュー #2

2022/03/19
note

ブログのコメントに悩んだ過去

ーーブログでも、言いたいことを言ってしまうといいますか。 

熊切 あっ、でも最近はおとなしくなったと思いません?(笑)

 

 昔は感情的になっちゃって。すごくストレスがたまってる時は悔しいし、自分が間違ってると思わないし、どうしても黙っていられなくて書いちゃうんですよ。で、1~2分してから「ヤバい!」と思うんですけど、もうすでに時遅しで。どこかでコピーされてて、拡散して、ニュースになってしまうという。 

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 最近は、自分にはフィルターが必要なんだなって思ってるので抑えられてます。あと、たぶん、昔ほど自分の心が荒んでないんですよね。安定してるんじゃないかなと思います。 

ーー失礼な言い方かもしれませんが、以前は報道で「炎上系」といったレッテルを貼られることもあったと思うのですが。 

熊切 そうですね、そう書かれてました。 

――炎上が続いた時期は、やはり「なぜ?」といった思いが? 

熊切 ゴタゴタした時は、ありましたね。新聞にも毎日のように載ってたからか、ブログにもコメントがたくさん寄せられて。

 

 でも、コメントがあまりにもひどく心にダメージを負うものが多かったから……読まなきゃいいのに、そういう時って読んじゃうんですよ。で、温かいコメントをいただいたら「いいね」を押すんですよ。「ありがとう」って気持ちを込めて。後に、そういうコメントをくれてたのが、親友だったことがわかったりして。 

 コメントを「そんなわけないじゃん」と流せなくて。すべて受け入れちゃうタイプなんですよね。