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〈母と交際相手を起訴〉鹿児島4歳女児溺死 犯人の“刺青男”は葬儀で「泣きじゃくっていた」

 2019年8月、鹿児島県出水市で当時4歳の大塚璃愛來(りあら)ちゃんが死亡した事件。鹿児島地検は16日、母親の交際相手だった日渡駿容疑者(24)を暴行と重過失致死の罪で起訴した。日渡容疑者は璃愛來ちゃんが亡くなって間もなく暴行容疑で逮捕されたが、当時は処分保留で釈放。今年2月、再度逮捕されていた。

 鹿児島県警は、日渡被告を璃愛來ちゃんに暴行して、くも膜下出血を負わせ溺死させたとして、傷害致死の疑いで逮捕・送検。しかし、鹿児島地検は「くも膜下出血は認められるが、暴行で死なせたとは認められない」とし、日渡被告を傷害致死罪ではなく、過失により死亡させた重過失致死罪で起訴した。

 璃愛來ちゃんはなぜ4歳で短い人生を閉じなければならなかったのか。凄惨な事件の様子を報じた「週刊文春」の記事を再公開する。(初出:週刊文春 2019年9月12日号 年齢・肩書き等は公開時のまま)

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「建設作業員だという彼は朝7時半には出掛け、夕方5時には帰宅。母親は彼と同年代で、水商売をしており、夜8時になると店の送迎車が来て、仕事に行っていました。夜から朝にかけて彼と璃愛來(りあら)ちゃんが2人になる時間があったのです」(同じアパートの住人)

 またしても起こってしまった、幼い女児が犠牲になる虐待事件。鹿児島県出水市で、4歳の大塚璃愛來ちゃんが死亡し、同居する母親の交際相手、日渡駿(21)が暴行容疑で8月31日に鹿児島県警に逮捕された。

女児を抱えて自撮り

 県警担当記者が語る。

「8月28日午後に『風呂場で溺れた』と日渡が病院に璃愛來ちゃんを搬送。死因は溺死でしたが、遺体に複数の傷があることが分かり、暴行の事実が明らかになりました」