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女優、教授、園長…「うたのおねえさん」卒業後、それぞれの進路

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自ら卒業を申し出たおねえさんも…

 1983年から87年まで15代目を務めた森みゆき(60)は、自ら卒業を申し出たという。森本人が語る。

「子供の頃から歌手が夢だったので、もっと幅広く音楽の仕事をやりたい気持ちがあった。長くやるとどうしても“うたのおねえさん”の看板が付いてくる。卒業後はコーラスグループ・ボニージャックスさんの事務所に所属し、歌手活動を始めました。惜しまれつつの卒業というのが良かったのでしょうか、すぐに森永さんや花王さんからCMのお仕事を頂き、コンサート活動も広げられました」

アメリカで暮らす森

 結婚を機に36歳でアメリカに移住。その後も音楽活動を続けている。

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「辞めて10年くらい経った時に気づいたんです。私は子供と音楽に携わることができれば満足なんだと。そこで現地で子供たちのグループを結成して歌を教え、イベントに出演しています。昨年から“みゆきママ”として童謡を歌うユーチューブチャンネルも始めました。改めて歌うと発見があってすごく楽しいです」(同前)

17代目・茂森あゆみも活躍中

 誰もが子供時代、そして親になってからも目にする『おかあさんといっしょ』。メインである、うたのおねえさんの知名度は圧倒的だ。

「売り込みをしなくても、イベントなどで声がかかる。はいだと、17代目の茂森あゆみが所属するホリプロはミュージカルなどの舞台制作も行っているので、活躍の場もより多い。事務所としてはビジネスの計算が立てやすく、有難い存在です」(芸能プロ社員)

茂森は3児の母でもある

 小野も、加藤浩次や森永卓郎らをマネジメントするベルキッスコーポレーションへの所属を発表。早速、加藤が司会を務める『スッキリ』(日テレ系)に、4月の毎週木曜日の出演が決まった。『おかあさんといっしょ』と時間帯はいっしょ。

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