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注意!これには気をつけよう!
冒頭で触れたように、段ボールオーブンの庫内温度は180度程度まで上昇するが、紙の発火温度は250~450度(新聞紙で290度)なので簡単に燃え出したりしない。ただし食材の脂が炭火にこぼれたり、高熱の木炭が直接段ボールに触れると火が出るので、目を離さないようにしよう。
特に突風に気をつけること。段ボールオーブンは軽いので風に弱い。強風の中では使用しないのはもちろん、無風の時も重石となるレンガを箱の底に置き、不意の転倒など起きないようにしておこう。非常用の水バケツも近くにあると安心だ。
後始末については、オーブン調理が終わったら、炭火は箱からすぐに出し、火消し壺などを利用して消火すること。そして段ボールオーブンは何回も繰り返し使うと劣化し燃えやすくなるので、1日楽しく使ったらそこで処分してしまおう。
炭火の扱いに意外と慣れていない人も多いはず。楽しいキャンプで事故が起きないよう、気をつけて楽しもう。
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