キャンプ人気の高まりとともに、人気を集める「焚き火」の炎。ユラユラと揺らめく炎を見つめていると、気分も良いし、酒も美味いし、ご飯もバクバク食べられます。
そんな楽しい焚き火の重要なお供が「焚き火料理」の数々。前回の「焚き火着火入門」編に続いての今回は、「ビジュアル版焚き火のすべて」(草思社)に掲載した中から、著者本人が選んだ「魅惑の焚き火料理レシピベスト10」を、紹介していきます。
第10位:ニューヨーク名物!「バッファローチキン」
アメリカ・スーパーボウル観戦で、ビールに最適な相棒として多くの人に愛されるバッファローチキン。ケチャップの甘酸っぱさとタバスコの心地よい刺激で、ビールが無限に飲める一品です。揚げ物料理ということで作るには手間がかかりそうに思えますが、実はスキレットを使えば簡単に再現できます。
作り方は簡単。まず手羽先に塩胡椒と薄力粉を振りかけたら、炭火にかけた油多めのスキレットに投入。両面を程よく熱したらケチャップ、タバスコ、チューブニンニクを入れ、ザッと炒めたら完成。タバスコの量は好みで変えてください。子どもや辛いものが苦手な人は、タバスコの変わりに蜂蜜を入れても美味しく作れます。
第9位:ポイントはただ一つ!「ギリシャ風串焼肉スブラギ」
楽しい網焼きBBQですが、どうしても市販の焼肉のタレ味ばかりになってしまいがち……。そんな時の「味変」にオススメな香辛料と柑橘を使ったメニューから、ギリシャ風串焼肉をご紹介します。
スブラギはギリシャのヤキトリ的メニューで、トルコ料理の影響も大きい料理。今回のレシピでは日本のスーパーでも手に入れやすい厚手の豚ロース肉を使います。一口大にカットしたお肉に、塩胡椒、チューブニンニク、オレガノ、オリーブ油を揉み込んで串に刺し、炭火で焼きましょう。追加でさらにオレガノをふるのも良いですよ! 焼き上がりにレモンを添えて完成です。。
オレガノのエキゾチックな香りと、爽やかなレモン果汁が、あなたを地中海へ連れて行ってくれますよ!!
ポイントはただ一つ、オレガノをこれでもかってくらい大量に振りかけること。絶対に失望させません。