今春になってユニークなそばのトッピングが登場し話題になっている。それは「ベーコン」である。東急電鉄系の大手チェーン店「しぶそば」が3月16日より「BPK.ベーコンポテトかき揚げ」を店舗限定販売し、それに続けて「燻製風味のうずらとベーコン天のそば」(450円)を4月4日から全店舗で発売し人気になっている。
スモーキーな風味と和風出汁のマリアージュ
「しぶそば」を運営する株式会社東急グルメフロントの営業部の林直己さんに話を聞くと、「燻製風味のうずらとベーコン天のそば」はBS松竹東急のドラマ『いぶり暮らし』の放送記念として、「しぶそば」が商品開発したメニューだとか。スモーキーな風味と和風出汁のマリアージュがそのコンセプトだという。
林さんによると「ベーコンポテトのかき揚げや今回の燻製うずらなどはイベント的要素が強い商品ですが、試作しているうちに、そばつゆと燻製香は相性が良いのを関係者全員で再確認できました。特にしぶそばのつゆは、鰹節を中心に各節類で構成されているので相性が良く、節類も燻して製造しているので、その近しさも関連すると思われます。今回はベーコンポテトに続いてベーコンの使用が続いて、好評を得ています」とのことである。
さっそく東急大井町線大井町駅すぐにある「しぶそば」に行って食べてみることにした。店前にも「燻製風味のうずらとベーコン天のそば」と大きなポップが配置されている。
食券を渡して2~3分で完成し登場した。席についてじっくりとどんぶりをのぞき込んだ。幅広のベーコンの天ぷらが1枚、うずらの玉子の天ぷらが3つ、それにわかめとかいわれがのって、実に美しい盛り付けである。