家電への興味は小学校1年生から 高校生でPHSを毎年機種変
――「アメトーーク!」では「iPhoneついていけない芸人」という企画でiPhoneに詳しい芸人として出演されましたが、反響はいかがでしたか。
かじがや 人気番組でひな壇側じゃない、教える側の立場で扱っていただいたので、今までの人生の中で一番反響がありましたね。広島県からファンレターが届いたりとか、経験したことがないことがありました。ただ、最初の出演では仕事はそんなに増えなかったです(笑)。
――かじがやさんはiPhoneだけではなく、家電全般にも詳しいですが、家電に興味を持ったきっかけはなんでしょうか。
かじがや 小学校1年生ぐらいの時に家の近くに電気屋さんが新しくオープンして「先着100名様までこれを差し上げます」みたいなキャンペーンをやっていたんですね。それを貰うつもりで行ったんですけど、そこで売っていたテレビとか家電が、やっぱりいいものがたくさん揃っていて。いつかこういう家電が欲しいとか、最先端の家電への憧れみたいなものは芽生えましたね。
それから高校生の時に初めてPHSを持ったんですけど、そのあたりから毎年新しい新機能が搭載されるような時代が続いたので、親にお願いして毎年機種変更をして(笑)。当然、高校卒業して働くようになってからは自分で買うようになりましたけど、ずっとそれが続いて今に至っていますね。
古いiPhoneをオークションで売ってやりくり
――高校生の頃から毎年、機種変更する人はなかなかいないですよね。
かじがや そうなんです。今でこそ毎年機種変更する人はいるかもしれないですけど、周りでそんなことをしている人はいなかったですね。当時から新機能が追加された携帯には、いち早く触りたかったんですよね。
――かじがやさんは家電を集めたりするコレクターではないのでしょうか?
かじがや コレクターではないですね。比較的古いものは処分しています。それこそiPhoneも最初の頃は、古いiPhoneをオークションで売ったりしていました。当時は毎日のお金をやりくりするので精一杯だったので、iPhone6以前の古いiPhone は1台も持っていないんですよね。今となっては残しておけばよかったかなと思うんですけど、早く売った方がその分、値段も高くなるので。(#2に続く)
インタビュー撮影=上田康太郎/文藝春秋
※かじがやさんのインタビュー動画も併せてご覧ください。