――名前だけでもすでに痛そうです。
アレン お腹周りの脂肪吸引するときって、脂肪を取った空洞部分に内用液を入れるんですけど、その液が時間経過と共にリンパに沿って降りてくるのね。で、リンパの先に何があるのかというと……キン○マですよ。女性ならヴァ○ナですよ。
――それがパンパンになる事件が……。
アレン 冗談抜きで8倍くらいに腫れて、痛すぎて座ることも寝ることも出来なくて。どうしても外せない会食があったんだけど、私一人だけ立食したもの。「アレンさん大丈夫?」って言われても「座るとタマが破裂する」って言って。
だからいくらムチりあげようが、ボディが富の象徴に向かおうが、脂肪吸引だけはもうしません。
糖尿病予備軍でも、運動する気は「ございません♪」
――美の追求はときに激しい痛みを伴うんですね。アレンさんは美容以外でもお医者さんにかかっているそうですね。
アレン 高血圧、高コレステロール血症、糖尿病予備軍ね。3年くらい前から毎日薬飲んでます。降圧薬っていうの? 血圧コントロールするやつね。
――それって、中年以上に多い病気ですよね。
アレン いやん。普通は70、80代に処方する薬なんですって、私が飲んでる薬。ドクターからも「20代に処方したの初めてだよ」って言われたけど、「(ビシッと指を指す)でも先生っ! 私はそうなんざます!」って言ってやったわ。
「食事に気をつけて運動すれば薬なしで血圧は下がるよ」っていうものよく言われるわね。
――では今は健康に気をつけた生活を……。
アレン No No No! やるわけないでしょう、運動。食事も、好きなものを好きなだけいただきます。病気だろうとなんだろうと、私は私の好きなように生きさせていただきます。
――先生にもそうやってお返事をされているんですね。
アレン そうよ。定期健診でいつも「アレンくん、本当に運動する気はない?」「ございません♪」「じゃ、薬出しますね」って感じ。Human all people life is shortでしょ。我慢して我慢して後悔しながら死ぬのは嫌なの。
――アレンさんは働くのも嫌いなんですよね。
アレン 労働人生はまっぴらだったんだけど、今はクリマンのみんなが本当に喜んでくれるから、一生懸命YouTubeとかやってるの。
この記事でもアレンの新しい一面を知ってほしいし、プラス、私のことを嫌いだったり、知らない人も写真でクリックしてほしいよね。「なにこの人っ!?」ってね。だから写真は60枚使ってね。どれもきれいすぎて選べないしさ。
写真撮影=深野未季/文藝春秋
アレン/2014年、全身の美容整形に1500万円以上をかけた「日本一の謎の整形男子」としてタレント活動をスタート。これまでに整形に費やした金額は1億円以上。究極の美を追求し続ける日常をブログ「日本一の整形男子の究極の美ブログ」などで発信している。
その他の写真はこちらよりぜひご覧ください。