1ページ目から読む
3/3ページ目

N高を選んだ理由

――それでも今はN高に通っているんですよね。

キメラゴン 受験勉強も必要ないし、服装も自由なのでN高を選びました。学園ドラマみたいな「高校生活」に興味があったので最初の3回ぐらいは授業に顔を出しましたけど、レポートとかも出さずにいたら早速1年目で留年しました。N高で留年って珍しいでしょうね。芸能関係の子も多いので、彼女探すにはいいんじゃないですか(笑)。

以前住んでいた勝どきのタワーマンションの中の様子

 仕事で付き合う相手の中でも東大とか早慶の人は頭がいいので、そういう人たちと一緒に時間を過ごせるという意味では進学もアリだと思います。まだ高1なので進学するかどうかも決めてませんけどね。

ADVERTISEMENT

――今はどんな人たちと交友があるんですか。

キメラゴン 地元の友達とはあまり遊びませんね。今も付き合いがあるのは、ゲーム実況で月10万ぐらい稼いでいる中学の同級生くらい。他にもアレキサンドロスのライブに一緒に行くような友達もいますけど、それぐらい。交流があるのは20代前半の意識高い大学生とか、事業をやっている経営者とかばっかりですね。年下はほとんどいないです。

本人YouTubeより

サラリーマンは「完全に無理」

――部活やアルバイトをしながら学校に通っている同年代の子たちはどう見えますか。

キメラゴン やみくもに低時給で働くのはもったいないと思います。苦労をするためにあえて働くとかならまぁわかりますけど。あえていうなら居酒屋でバイトするのも1、2カ月ぐらいなら楽しそうですよね。まだ未成年ですけど(笑)。

キメラゴンさん Ⓒ文藝春秋/撮影・宮崎慎之輔

――それだけ稼ぐと、将来サラリーマンになるような未来はもう描けませんか。

キメラゴン 完全に無理ですね。そもそもサラリーマンになりたくないと思ったのがビジネスを始めたきっかけですから。今は朝11時に起きるような生活なので、サラリーマンはやりたくてもできないです。今はSNSマーケティングのオンラインスクールを立ち上げる準備を進めてます。ビジネスを始めて3年、サボらなければもっと稼げたなとは思いますけど自分の理想の生活はほぼ手に入れましたし、青春も満喫できてるんで後悔はないです。

2021年「ビジネス部門」BEST5 結果一覧

1位:台風の夜は宿泊価格を徹底してコントロール、お客さまには美辞麗句を並べまくる… 元幹部が明かすホテルマンのしたたかな“戦略”
https://bunshun.jp/articles/-/53863

2位:「勘弁してください、隣にいる保科は愛人じゃないです(笑)!」 撮影は自社スタジオ、構成や演出は社長プラン、商品は低価格…通販会社・夢グループの“ゆるいCM“のナゾ
https://bunshun.jp/articles/-/53862

3位:「義務教育ってムダじゃないですか?」中学生で月収1000万円、家は58階建てタワマン最上階《17歳YouTuberを直撃》
https://bunshun.jp/articles/-/53861

4位:実はまったく「らしく」ない…スーパー観光都市の玄関口「京都駅」には何がある?
https://bunshun.jp/articles/-/53860

5位:母親には「彼氏とビジネスやってる」と説明 月収1000万超、20代のカップルが“アダルト動画配信”を始めたわけ
https://bunshun.jp/articles/-/53859