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赤井沙希(35)のプロレスデビューに母は“絶縁宣言”…そのとき父・赤井英和が見せた思わぬ反応「昔はファイターだったので…」

赤井沙希さんインタビュー #2

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赤井 当時、ドラマの役作りで共演者の方々と道場に行って受け身の練習とかをしていたんですけど、その時は特にプロレスにハマることもなく。お仕事として練習していました。

――その後、ドラマの役名である「ビッグデビル」としてプロレスの試合も経験されています。

赤井 ドラマのDVD発売イベントの時に、実際の試合会場でエキシビションみたいな感じで試合をしましたね。ただその時も“役の延長”という意識で、実際に自分がプロレスラーになるとは思っていませんでした。

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 それに私、当時は血が出るのが怖くて苦手だったんですよ。でもプロレスって、試合中に出血しても、セコンドがたくさんいるのに誰も止めないじゃないですか。それに対して「え、何それ? なんで誰も止めないの。意味わからん」と感じていましたね。

 

プロレス観戦をブログに載せたら……

――ではいったい、どのようにしてプロレスにハマっていったのでしょうか。

赤井 2012年からラジオ日本の『ラジオ新日本プロレス』という番組でアシスタントMCをやらせていただくことになって、新日本プロレスの試合を見るようになっていったんです。その時は中邑真輔選手が好きで、「かっこいい、素敵だな」と思ってのめり込んでいきました。

 そこから徐々にほかの団体も見るようになっていったんですよね。「新日はほかの団体と比べてどうなんだろう」と勉強するために。

――いま所属しているDDTの試合も、その頃から見るようになったと。

赤井 DDTの試合を初めて見た時、ほかの団体とまったく毛色が違うので「なんだ、これは」と思いました(笑)。男色“ダンディ”ディーノさんがお尻を出したりする試合が注目されがちですけど、バッチバチに戦う試合もあって、幅が広いんですよ。所属している選手のキャラも豊富で面白くて、団体自体が1つの“オモチャ箱”みたいに感じましたね。

 

――DDTの“沼”にハマってしまって、試合を観に行くようになったんですね。

赤井 そうです。試合を観に行ったことをブログに載せたら、それがDDTの高木(三四郎)社長に知られてしまったんですよね。それで社長と食事をすることになって……。

――その時に、DDTに誘われた。

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