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元警官セクシー女優(26)が語る、警官時代の“挫折”「ある朝、仕事に行けなくなった」「同期が亡くなって、『私もそうなるかも』と…」

ちゃんよたさんインタビュー #2

2022/06/10
note

「もう仕事に行けないかも」に、母は…

ーー「気持ちが落ち込んでいた」というのは?

ちゃんよた 自分が思い描いてた警察官像と、その時の自分とのギャップがありすぎて、それも辛くて。市民には正義感のあるおまわりさんとして見られるけど、市民を助けたくて警察官になったわけでもないし、正義感もそんなに強いほうじゃないし、仕事がうまくできないとかもあるし。

 でも、当時は警察の宿舎に住んでいて、そこに住んでいるかぎりは市民に警察官として見られるから、休日も心の底から休めないんですよ。「ちゃんとしてなきゃいけないな」というのが常について回るのがキツくて。

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 で、仕事に行けなくなりました。

 

ーー交番勤務になって、どれくらいで。

ちゃんよた 1年半ぐらいですね。そもそも、行けなくなる前ぐらいから寝れなくなっちゃって。寝ると次の日が来ちゃうから、怖くて寝れないんですよ。ちょっと不眠ぽい感じになって、仕事してても頭が回らないからミスも重ねるようになって、どんどんどんどん辛くなっていって。

 ある日、一睡もできなくて。朝4時くらいに、お母さんに「もう行けないかも」って電話したら、「行かなくていいよ」って。

 そこから1ヶ月ほど休んだんですけど。その間にやっぱり続けられないなと思って、退職届を出しました。

写真=平松市聖/文藝春秋

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