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「母が『ジュリアーノ、本当に日本語で話してほしい』って」…後藤久美子の息子(22)が語る、“後藤・アレジ家の教育方針”

「母が『ジュリアーノ、本当に日本語で話してほしい』って」…後藤久美子の息子(22)が語る、“後藤・アレジ家の教育方針”

ジュリアーノ・アレジさんインタビュー #1

2022/07/16
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ーー日本に来る機会は、子供の頃からありましたか。 

アレジ あったよ。1歳から15歳の間で、7回、8回くらい日本に行ってるかも。15歳からは、鈴鹿のファン感謝デーで毎年来てたし。杉並に住んでるおじいちゃん、おばあちゃんにも会いに行ってたし、温泉もよく行ってた。箱根の小涌園。あとは箱根神社も富士急ハイランドも行った。また行きたいね。 

ーーお姉さまのエレナさんも日本にいらっしゃいますが、一緒に杉並のおうちを訪ねたりされたりは。 

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アレジ ときどき会いますよ。一緒にごはん食べに行くし。じいちゃん、ばあちゃん、まだ元気。お姉さんとは東京に行く時には、必ず会う。 

 

「お父さん・お母さんは有名人」いつ自覚した?

ーーお母様が日本でゴクミと呼ばれるスターだったことは、いつくらいから知りましたか。 

アレジ 5歳とか6歳、物心がついたときかな。はっきりとは言えないけど。お母さんが出ていたドラマとか映画も、ちゃんと見たことがない。パパッとシーンは見たけど、最初から最後は見たことない。ちょっと恥ずかしい。 

ーーお父様も、ヨーロッパではスターですよね。幼い頃から「あのアレジの息子」という見られ方もされてきたと思うんですけれども、それが嫌だなとか思う時ってあったんですか?  

アレジ もちろん、必要としていないアテンション(注目、関心)はあったから。レース以外でもね。そういうアテンションがあると、「普通の家族だったらいろいろラクなのかな」と思ったこともあるけど、ちょっと思うだけ。 

 僕は家族のことがすごい誇り。お母さんも、お父さんも凄いわけで、それをやった人たちの家族だし。だから、いいアドバイスももらえるし。 

 

 僕も家族に、いいイメージをプラスできるようになりたい。僕が悪い人だったら、すぐにお母さん、お父さんのイメージを傷付けちゃうじゃない。悪いイメージを持たれないために、パブリックで言うこと、やることは、いつも気をつけている。でも、もともとパブリックのジュリアーノとプライベートのジュリアーノはあんまり変わらないけど(笑)。 

 自分に厳しい時もあるし、ふざけてる時もあるし。やっぱり、パブリックとプライベートはすこしだけ違うかな。でも、僕は僕だから。 

撮影=榎本麻美/文藝春秋

記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。

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