1ページ目から読む
4/5ページ目

――やすさんを基点にして3人の関係があったわけですね。“復縁”したきっかけは?

高木さん(報道制作局制作部長 突然すみません、ではそこは私から……。『ゆうがたGet!』をTVerで全国配信することになり、テレビ信州の社内で企画を募集したんです。「長野に縁がある芸人さんを……」という出発点から「『ゆうがたGet!』に15年も出ているマンモウさんを軸にして、東京の芸人さんを呼んでもらう企画がいいんじゃないか」となったんですね。でも製作費もないから何人も呼ぶことはできない。そこで「キャスティングを元相方にすれば絶対に面白いし、やりやすいんじゃない?」と考えたんです。

「知名度のある飯尾さんを利用させてもらってる」

――そして企画「ずんマンモウ」でまたタッグを組んだわけですね。新たな発見はありましたか。

ADVERTISEMENT

マンモウ 人間って良い意味で変わるんだなと思いましたね。昔のやっしゃんも面白かったし素敵だったけど、こんなに大人になるのか、って。だって、スタッフの皆さんに差し入れしたりするんですよ。いろんなところでいろんな人からたくさん吸収してきたんだなと思いましたよ。

オンライン取材での様子

やす それは飯尾さんとウド(鈴木)ちゃんの影響だけどね(笑)。僕は、マンモウちゃんの「アッハッハッ」という豪快な笑い声を聞くだけでやっぱり楽しいですね。それに、漫才をやっていた「ヘーシンク」時代と違って、しょうもないことを喋って、マンモウちゃんがツッコんでというやりとりが楽しい。打ち合わせはゼロですが、8年間コンビでやっていた下地があるからブランクを感じないというか、逆に今のほうが前より楽しく喋れるというか。

マンモウ 良い意味で適当にやれるよね。20年以上前に組んでいた人間同士がまた一緒にできるのは、奇跡に近いと思うんですよ。

――「ずんマンモウ」に飯尾さんはどのようにかかわっているんですか。

やす たまにパネルで出るだけです(笑)。マンモウちゃんと僕だとまだ知名度が足りないから、知名度のある飯尾さんの顔を、僕らを売り込む材料に使わせてもらってます。

マンモウ 番組のタイトルが「ずんマンモウ」なら、飯尾さんも時折出るものだろうと普通は思いますよね(笑)。

やす そういう作戦なんですよ。一応、僕もずんなので。でも、飯尾さんは気にしていて「今日、『ずんマンモウ』だね」って言ってくれます。