いま、多数のレギュラー番組やCM出演のほか、バイプレイヤーとしての演技仕事などでもブレイク真っただ中のずん・飯尾和樹。そのブレイクの裏で相方、やすは一体どうしているのか。実は、ローカル番組で“元相方”と密かに(?)交流を深めているのだ。
やすの元相方とは、浅井企画で「ヘーシンク」としてコンビを組んでいた、現・実業家で長野県では有名なローカルタレント・マンモウ飯田。やすとマンモウ飯田の2人は、信州の情報番組『ゆうがたGet!』で「ずんマンモウ」というコーナーを持ち、善光寺御開帳でおやきを売ったり、燻製を学んだり、楽しそうにロケを重ねている。
コンビの再結成ではなく、現在も「ずん」を継続しつつ、元相方とも定期的に共演するという不思議。しかも同コーナーには、やすの現相方・飯尾和樹もパネルでしばしば登場するという奇妙な三角関係になっている。
いったいなぜこんなことに? 「ずん」のやす、マンモウ飯田のお2人にインタビューした。
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飯尾と“付き合う”前から3人は友達だった
――元相方と20年も経ってレギュラーコーナーを持つというのは、どんな心境でしたか。
マンモウ飯田(以下 マンモウ) 僕は『ゆうがたGet!』に15年前から出演しているんですが、2020年10月に「ずんマンモウ」という企画が始まる前から、ずんさんには何度も『ゆうがたGet!』に来てもらっていたんですよ。ただ正直、気まずさもありました。だって、“イマカノ”がいるわけじゃないですか。やすに対して僕が出過ぎたら、イマカノに悪いなと思うから(笑)。
やす マンモウちゃん、気持ち悪いよ(笑)。僕は全然そういう意識はなくて、僕とマンモウちゃんでヘーシンクをやっていたときから、飯尾さんとも仲が良くて。3人でよく遊んでいた延長線みたいな感じですね。僕の家に飯尾さんが2、3泊した後、2駅くらい先に住んでいたマンモウちゃんの家に2、3泊、なんてことが多かったから。
――飯尾さんはずんさんと“付き合う”前からお2人の友達だった。
マンモウ やっしゃん(やす)とネタ合わせするのはいつも深夜で、甲州街道の歩道橋とかで大きな声出して漫才をやっていると、暗闇からカランコロンっていう音がするの。その間一人でレンタルビデオ屋で借りた映画を2本ぐらい観た飯尾さんが「まだ帰ってこないの?」と。
やす 僕らは朝までネタをやっていたから「一緒にプロ野球ゲームやろうよ」としびれを切らして迎えに来るんですよ(笑)。
マンモウ 飯尾さんの家に、トキワ荘的な感じで居候していた時期もあったよね。飯尾さんは女性のお尻が好きだから、当時人気があったhitomiさんと「自転車で2ケツしたい」とか言っていたな(笑)。