ずん飯尾大ブレイクの裏でやすが元相方マンモウ飯田と“復縁”「正直、気まずさもありました。イマカノに悪いなと思うから（笑）」《おじさん芸人の不思議な三角関係》

飯尾のブレイク「めちゃくちゃ嬉しい！」「やっぱすげーな」

――飯尾さんのブレイクをお2人はどうご覧になっていますか。

マンモウ　めちゃくちゃ嬉しいですよ！

やす　最近はちょっと売れすぎじゃないか、体は大丈夫かと心配していますが、嬉しいですよ。悔しさとかは全然。実力の違いなので、僕も頑張って実力を上げるだけだと思っています。

　飯尾さんと同じ現場にいると、「やっぱすげーな」と思いますもん。飯尾さんが笑いをとりまくっているとき、僕はスベリまくって、結果を何も残せず終わりという積み重ねが今の差ですもんね。それに、飯尾さんが「ずん」の知名度や位置を上げてくれている。違う現場でも「やす」という名前を出してくれて、「うちのやすだったらこうだよ」とか面白おかしく言ってくれるたびに、ワイプで僕の顔が出るんですよ。

――「ずん」としての活動が減る中、今ではマンモウさんとのお仕事のほうが多いのでは。

やす　多いですね。

マンモウ　いや、俺だって月1回しか会ってないよ。

やす　だって俺、今年飯尾さんと4回ぐらいしか会っていないから。仕事で2回、ネタ番組の相談に飯尾さんが来て、一緒に考えたのを合わせて4回。電話ではしゃべっていますけどね。

マンモウ　でも、お互いいい具合にオッサンになったなあと思うよね。若い頃はトシとるのが嫌だと思っていたけど、オッサンになって余計な力も抜けてきたし。

やす　マンモウちゃんは家庭を持って子育てもしてお子さんも大学に行かせて、会社もやっている。その経験値はありますよね。マンモウちゃんが長野で頑張って来たから、こうして僕も声をかけてもらって、20年以上も経ってまた一緒に仕事できるわけだし。

マンモウ　僕らが解散したのは23年前の5月なんですけど、実は今年5月にうちの息子（飯田涼生）がソニーミュージックの「預かり」として、お笑いで初舞台を踏んだんですよ。お笑いライブのアンケートをとると、面白い・つまんないじゃなくて、全部「かっこいい」しか書いてないって言ってましたけど。

やす　お客さんを惹きつけているんだから、それはもう表現として最高だろ。「ずんマンモウ」にも来て欲しいよ。なんならお父さんにどいてもらって、僕が息子さんと「ずんマンモウ」やりますよ。