サンコン たけちゃんね、僕がギニアに帰るたびに「よし、わかった」って言って、僕、家族とか親戚多いけど、みんなの分のお土産を用意してくれるの。
2000、3000円の腕時計とかあるじゃない。ギニアの人は日本の時計が好きだから、ああいうのとか、秋葉原まで一緒に行って色んなものを買って、スーツケース満タンにしてくれるの。僕がギニアに帰るとき、たけちゃん必ずそれやる。
あとは銀座に行こうって誘ってくれて、すっぽん食べに連れてってくれたこともあった。そこでおこづかいもらったりしてね。いい兄貴よ。ゾマホンくんのこともよく面倒みてるし。
テレビに出て大変だったことは?
――一方、テレビに出て知名度が上がったがゆえに、大変だったこともあるのではないかと思います。
サンコン それが、別にないんだよね。全然そういうのなかった。テレビに出たおかげで、ロケで色々な国に行けたし、それこそギニアでも撮影できた。ドキュメンタリー番組で、光GENJIの山本(淳一)くんと一緒に行ったんだよ。
あ、ただ、ある時期電車乗れなかったことはあったね。みんなワァって来るから。だから自分の事務所を開いて、運転手つけて移動してた時期はあったよ。でも、今は大丈夫。今日の取材も電車で来たよ。いつも普通に電車乗ってるよ。
――周りから気づかれたり、声を掛けられたりしませんか?
サンコン 今でも結構言われるね。「サンコンさん!」って。こっちも普通に答えるし。別に全然大丈夫よ。みんなサービス。コロナ前も、新橋とか銀座の飲み屋さんでよく声かけられたしね。
撮影=三宅史郎/文藝春秋
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