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 また私のなかで“釣り場で絶望する瞬間トップ3”に入っている「食料切れ」も、ここでは軽食やカップ麺が食べられるので心配無用。

特に冬場に食べるうどんは最高だろう…

 ちなみに他の2つは「イワシすら釣れない状況」と「リールを忘れた瞬間」だ。ここで絶望を味わうことはなさそうだが油断は禁物だ。

(4)釣り場のキャパが広い

 本牧海づり施設の釣り場構成は、2022年現在は「旧護岸(300m)」「新護岸(300m)」「渡り桟橋(100m)」「沖桟橋(300m)」の4か所。釣り場総延長は1400mに及び、施設の最大収容人数はなんと700人!

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管理棟を挟んで左側が新護岸で右が旧護岸
渡り桟橋から見た沖桟橋

 人数が限定的な漁港などに比べると、はるかにエントリーしやすい。それでも休日、秋のハイシーズンになると開園前から行列ができるので、早朝から釣り場の確保は必須である。

 参考として関東の有名釣り公園の総延長情報を上げると、大黒海づり施設400m、磯子海づり施設500m、東扇島西公園600m、うみかぜ公園400m、若洲海浜公園1400m(地図上での簡易計測含む)。

 これらを見てもいかに本牧が広い釣り場であり、災害により閉鎖されていた状況が釣り人にとって深刻だったのかが分かる。

沖桟橋。真下は海面になっている

 復旧に努めていただいた関係者の方々には感謝しかない。

 また本牧海づり施設の魅力は、キャパが広いだけではなく前述した釣り場構成にある。ポイントにより釣れる魚も変わって来るので、その日にどこに入るか、戦略が釣果を分ける場合もある。