戦国大名になりきって天下統一を目指す人気ゲーム「信長の野望」シリーズの最新作『信長の野望・新生』(PC、PlayStation4、Nintendo Switch用)が21日、発売されました。

 1983年に誕生して以来、40年近くヒットを続けるこの人気作。最新作までの道のりを、“生みの親”のシブサワ・コウさんに聞きました。

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シリーズを経るにつれて評価が向上した武将は…

――「信長の野望」シリーズには、前田慶次や井伊直虎など、世の中で注目が集まるようになって登場するようになった武将たちもたくさんいますね。

シブサワ・コウさん(以下、シブサワ) ゲームは、人生の大切な時間を使って楽しさや感動を得るものです。である以上、世の中の動き、ブームにある程度同期させながら作ることは大切で、それは今回の『信長の野望・新生』でも同じです。

シリーズ名にもなった“看板武将”、織田信長

 信長も戦国時代で、新しい“ビジネスモデル”にチャレンジしていたのですから、コロナの中で新しい生き方が求められ、模索していることと、信長の生き方を重ねてもらえればと思います。

――「変化」と言えば、武将の能力もシリーズで変わっているんですか?

シブサワ 歴史の研究が進んだり、新しい資料の発表、新解釈があると変わりますね。