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「アソコに白い粉を塗られて…」覚醒剤に“堕ちた”元ミス学習院AV女優・結城るみなが「逮捕されてやっと自分らしくなれた」と語るワケ《お嬢様時代の煩悶》

結城るみなインタビュー #2

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「ひたすら薬物とセックスに溺れて…」

――恐怖心はなかったんですか?

結城 冷静に考えたら怖い状況なんですが、その時は空間に酔っていて、いろんなことが「もういいや」って。ガムテープでカーテンの隙間を塞いだ真っ暗な部屋で、ひたすら薬物とセックスに溺れて……。

 会ったばかりなのに、その男性に夢中になっている自分がいました。彼に「結婚しよう」って言われて舞い上がったかと思えば、「死ぬ」と言い出した彼を泣きながら引き止める。彼に「お前、飛び降りろ」と言われて、本当に高層マンションの窓から身を投げそうになったりもしました。

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――その4日間の後、男性とはどうなったんですか?

結城 数週間おきに会うような関係になりました。会ったらラブホや彼の家で一日中一緒に過ごすのですが、彼に薬を勧められると、怒らせるのが怖くて私もやってしまう。でも一番は、彼と一緒にいれるのが嬉しくて断れなかったんですよね。

 

薬物を教えた男の“正体”

――結城さんのAVデビューは2020年3月。最初の作品を撮る前に、すでに薬物に手を染めていたことになります。

結城 実は、その男性がAVのスカウトだったんです。もともとAVを見るのは好きだったし、2019年の夏には元ミスキャンパスを売りにデビューしないかというお話もいただいていました。だからその男性から「AV女優になりたいなら紹介するよ」と誘われた時、これがもう一度表舞台に立つチャンスかもしれないと思って……。

――迷いはなかったのでしょうか?

結城 AVをやってみたいという気持ちは本物でした。でも、デビューを決めた時の「私はミスキャンパスだから大丈夫」という謎の自信は、薬物の高揚感から来ていたのだと思います。薬物をやっているときだけは、失っていた自信を取り戻せて、大胆に行動できたんです。

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