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ーードラマチックですね。 

 だけど、すぐに思い出せなかったんです。「誰だっけ?」と思いつつ「はい」と返事したら「僕、この間の……」と言われて「ああ!」って。当時は大阪の阿倍野に住んでいたので「阿倍野で?」と聞いたら、「そうです。また会えると思わなかった」と言って。 

「僕もシングルで2人の子供を育てているんです。毎日、子育てとお仕事で大変ですよね」「僕も頑張るので、お互い頑張りましょう」と続けて、急いでたみたいで「じゃあ!」ってワーッと行っちゃったんです。 

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 私たちのやりとりを見ていたマネージャーさんが「いまの方、どなたですか?」と聞いてきて。「誰なんだろう? ファンの方みたいで、こないだ会ったの」「あっ、ずっと頭に引っかかってるっていう方ですよね」「そうなのよ。同じ飛行機だったみたい」と言ったら、「シングルって言ってなかったですか? お名刺いただけばよかったのにね」って。 

 それを言われて、私も「ああ、そうか。一緒にご飯とか行けたのにね」って答えたけど、主人はものすごい速さで行ってしまった後で。 

 

奇跡的な「3度目の出会い」

ーーその出来事があってから、さらに頭に引っかかってしまったのでは? 

 羽田で会った話を東京のスタイリストさんとかにも言ってたみたいです。当日はレギュラーでニッポン放送の生放送があったんですけど、その出演中にも「こんな人と大阪で会ってね」「近所に住んでるみたいなんだけども、また今日も会って」なんて話したら、アナウンサーさんからも「それ、いいんじゃない!? 相手は独身でしょう?」と言われて。もう放送中に、そんな無駄話をしちゃってね。 

ーーそして、銀座で3回目の出会いが。 

 年明けに羽田で会ってから、5ヶ月後くらいですね。みんなから「あれから会いました?」と聞かれて「会わないなー。東京の人だと思うから、転勤とかでまたどこかに行っちゃってるかもしれない」と思ってたら、5月にバッタリと。 

 マネージャーさんと、仕事終わりにご飯食べに行こうと有楽町を歩いていたら銀座まで出てしまって。そうしたら前から主人が歩いて来て「あっ!」「あっ!」とお互いに。向こうは二次会に行こうとしてたんですって。そこから「ご飯を食べに行きましょう」となって一緒にご飯を食べたんです。

ーーそういう運命ビシバシなタイミングでは、どんなお話をされるのですか。やはり、「なんだか、ご縁がありますね」みたいな話題に?