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 その時は転勤で東京に戻っていたみたいで、大阪には1年しかいなかったとか、その前は名古屋にいたとか、そんな話でしたね。あとは子育ての話もして、父母会みたいな(笑)。お互いに離婚を2回しているのも話題になって「離婚って、大変ですよね~」って。 

 その頃は一番下の子供も小学生になっていたから、私も週の半分くらいは東京に泊まって仕事をしていたんですね。主人も東京で働いていたので、飲みに行ったりするようになって、「付き合おうか」となって。 

ーーお互いのお子さんたちの顔合わせは、具体的に結婚のお話が出てからですか。 

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 出てからですね。最初は、お互いに籍を入れた時の大変さとか、籍を抜く大変さとか、どうしてもそっちのほうを考えちゃって。事実婚という選択もあるよねっていう時代だったので、「事実婚でいいかな」なんて言ってたんですよ。 

 2回目の離婚の時に「私は誰かと生活できない人間なんだ。人間失格だな」と思って、事務所にも「これからは仕事一本で生きていきます」と宣言していたんです。

 

 それと、2度目の離婚のときに、上の子たちの名字がすでに2回変わってたので、混乱しちゃうかなと考えて名字を2回目の結婚で変えたときのままにしていた。これが、もし堀の名字に戻してたら、4回名字を変えることになるので、2度目の再婚は躊躇したかもしれない。 

 最後は、「主人と一緒のお墓に入りたいな」って気持ちで再婚しました。舌がんの前にも、急性膵炎、特発性大腿骨頭壊死症、リウマチと、大きな病気をしたのもあったから、そう思うようになったのかも。 

結婚11年、夫婦円満の秘訣

ーー今年で結婚11年ですが、うまくやっていける秘訣はありますか。