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井出 そうですね。これまでこの人のためにと思える相手には巡り会えませんでしたから。元夫と別れて二度と結婚しないと思っていたけれど、マークのレベルなら好きになってもおかしくないなと思えたんです。
GUCCIとコラボしたことで、その時期は外国の男性たちから沢山写真やメッセージが届いていて。でも、私も漫画家としてのプライドがありますから、並の男では釣り合わないなと。うぬぼれですけどね、私ならマークレベルの人に好かれてもおかしくないわって思ってしまったんです。
「実は娘に…」言い放たれた言葉
――何歳になっても恋はするものだと思いますが、今回の件でもう恋愛は懲り懲りですか?
井出 実は娘に「これからも大いに恋しなさい。お母さんが沈んでいるなんて似合わない。幸せになれるなら応援するから」と言われて、びっくりしました(笑)。話していて楽しくて、一緒に温泉に行けるような人が現れたらいいんですけどね。
今までとんでもない恋愛をたくさん描いてきたから、これで臆病になることはないかもしれません(笑)。人生何度も間違えて、もうしょんぼりですわ。でも私って、なにがあっても平気で次に進んじゃうんですよね。
撮影=荘司結有
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