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「人気でサーバーダウン」「アクセス不可」に付け入った“転売ヤー”

 販売開始は10日12時だったが、すぐにサーバーがダウンしてしまう。翌11日になっても購入に必要な会員登録すらできないファンが続出した。

「開始直後から『ただいまサイトが大変混み合っております』と表示され、24時間以上も同じ画面が続きました。結局、アクセス出来た頃には売り切れ状態。あんなにスマホとにらめっこしたのに……」(同前)

 結局、開設から2日間はサイトにアクセスしづらい状況が続く。ようやくつながったとしても、多くのファンは、お目当てのアクスタが売り切れるという悲劇に直面したのだった。そこに付け入るのが“転売ヤー”。「ラクマ」などのフリマサイトでは早くも転売合戦が繰り広げられている。

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アクスタFestのアクスタが転売される様子

 そもそも、ジャニーズのアクスタの値付けは「定価1200円」と非常にシンプル。しかし、転売マーケットの価格設定は複雑を極める。たとえばKing & Princeの平野紫耀(25)やなにわ男子の道枝駿佑(20)は、定価の10倍近い10000円前後が相場になった。その一方、TOKIOの城島茂(51)は2000円で取引されていた。

「フリマサイトではタレントごとに値付けされているので、人気タレントとそうでないタレントの価格差が如実に出てしまいました。平野くんなんかは10000円前後で販売されていましたが、売り切れにまではなっていません。サイトを見る限りですが、SixTONESのアクスタがとにかく人気で、売り切れが続出していましたね。城島くんは2000円前後で販売され、手頃だったのか、よく売れていました。でも送料と合わせると2000円の転売額だと赤字ですよね(笑)」(別のジャニーズファン)