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《総額1000万円》「術後は顔のあちこちから糸が飛び出して…」36歳で初整形した現役アイドル(41)が語る“美容整形のリアル”

MiRichanさんインタビュー #1

2022/10/08
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——それで、ご自身にとってのさらなる「可愛い」を追求するために整形を決断されたと。

MiRichan そうです。ただ最初は「カウンセリングしてもらおう」くらいの軽い気持ちでクリニックに行きました。だから具体的に「ここを直したい」「こんな顔になりたい」みたいな希望もほとんどありませんでした。

 でも担当してくれた先生が、「今よりもっと可愛くなりたい」という私の漠然としたオーダーに対して真摯に向き合ってくれて。私の顔のバランスがさらに良くなる施術をいろいろと提案してくれたので、「じゃあ全部やります!」とお願いしました。いま思えば、勢いだけで決めすぎたなと反省していますけど。

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整形前のMiRichanさん(写真=MiRichanさん提供)

一気に目も鼻も輪郭もすべて施術して、術後は顔中が腫れた

——具体的にはどんな施術を?

MiRichan 「二重形成」と、垂れ目を作る「グラマラスライン(下瞼開大術)」という施術ですね。あとは鼻の穴を目立たなくさせる「鼻翼縮小」と、フェイスラインのたるみを改善させる糸リフトもやったかな。

——恐怖心や不安はなかったですか。

MiRichan 考えると怖くなりそうなので、「無」の境地でしたね。施術中は麻酔しちゃえば痛くないんですよ。

——施術後は、ダウンタイムが辛いと聞いたことがあります。MiRichanさんはどうでしたか?

MiRichan 私は一気に目も鼻も輪郭もすべて施術したので、術後は顔中が腫れましたね。抜糸するまでは、顔のあちこちから糸が飛び出ている状態だったので、家に引きこもっていました。1週間くらい経つと少しずつ腫れが引いてメイクもできるので、外に出られるようになりましたけど。

 ダウンタイム中は、あまりにも腫れ上がった自分の顔を見て「失敗したのかな?」と不安になる人も多いと聞きます。でも私の場合は、腫れた状態でも施術した部位がちゃんと良くなっている実感が得られたので、比較的安心して過ごせました。

 

——整形後、周りの方からの反応はいかがでしたか。

MiRichan 私の耳に入ってくるのはポジティブな反応ばかりでしたね。母親に整形を伝えたら、「可愛くなったね」「私もやろうかな」と言っていました。

 中には整形を隠す人もいると思いますが、私は「どうせやるなら、可愛くなったことを知ってもらわないと意味がない」と考えていたので、特に隠すこともありませんでした。それにアイドルという職業柄、そのあたりの理解が進んでいる環境だったのも良かったと思います。

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