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《総額1000万円》「術後は顔のあちこちから糸が飛び出して…」36歳で初整形した現役アイドル(41)が語る“美容整形のリアル”

MiRichanさんインタビュー #1

2022/10/08
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MiRichan 教訓にはしましたけど、自分が望んで施術をしたので失敗だとは思っていません。こういうことを話すと「整形に失敗した!」と言う人が必ずいるのですが、「その整形が成功か失敗か」は他人ではなく、自分が判断することだと思っています。

 例えば、きちんと準備をして施術に成功したとしても、術後の顔が自分のイメージ通りじゃなければそれは「失敗」になってしまいますよね。逆に医者が施術に失敗したとしても、自分が術後の顔に満足できるのであれば、それは「成功」になる。

 もちろん、機能的な障害が残ってしまうケースもあるので注意は必要です。でも、そういったすべてのリスクを背負って、自己責任で行うのが美容整形だと思っています。

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「本当にその整形は必要なのか」とよく考えるべき

——それでは、そういったご経験も踏まえてご自身は「整形して良かった」とお考えですか。

MiRichan もちろんです。整形して可愛くなったことで、もっと自分に自信が持てるようになったし、ずっと挑戦したかったお仕事のチャンスも巡ってきた。

 そして私にとって一番良かったのは、内面が変化したこと。「外見が可愛くなった分だけ、中身も伴うように生きないと」って思うようになったんですよね。せっかくお金をかけて外見を綺麗にしたのに、性格が残念だったらすごくもったいないじゃないですか。

「整形する前に内面を磨けば?」と言ってくる人がよくいますが、私は自分の内面を変えるために、外見を変えることも1つの手段だと思っています。ただ決して誤解してほしくないのですが、私はみなさんに整形を勧めたいとは思っていません。

 

——それはどういう意味でしょうか。

MiRichan 「自分がもっと可愛くなりたい」という“自分のための整形”なら、私はしていいと思います。だけど、「友達にブスって言われたから」「彼氏の理想の顔になりたいから」という“他人のための整形”はオススメしません。

 価値基準を自分以外の他者に依存している人は、どれだけ整形しても満足できず、依存症のように整形を繰り返してしまう危険性もあるからです。そもそも同じ部位に何度もメスを入れることはできないので、「本当にその整形は必要なのか」「それは誰のための整形か」とよく考えたうえで、選択してほしいなと思います。

——ご自身は今後、整形をする予定はないのでしょうか。

MiRichan 今のところは特にないですね。自分の中にある理想の「可愛い」には近づけたかなと思っているし、自分自身に満足できているので。

撮影=三宅史郎/文藝春秋

《総額1000万円》「術後は顔のあちこちから糸が飛び出して…」36歳で初整形した現役アイドル(41)が語る“美容整形のリアル”

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