今年で40回を迎えた、恒例の「ミステリーベスト10」。日本推理作家協会会員及びミステリー作家、文芸評論家、書店員、翻訳家、各大学ミステリー研究会の皆さんのアンケートにより決定する、ミステリーランキングの決定版です。海外部門第1位にはピエール・ルメートル著『傷だらけのカミーユ』が輝きました。以下20位までの順位を紹介します。
ベスト10作品の紹介とアンケートによる講評、ピエール・ルメートル氏インタビュー、今年の海外ミステリーの傾向などは、週刊文春2016年12月8日号誌面でお読みいただけます。
1位 『傷だらけのカミーユ』 (130点)
2位 『熊と踊れ 上下』 (115点)
3位 『ミスター・メルセデス 上下』 (93点)
4位 『ザ・カルテル 上下』 (91点)
5位 『拾った女』 (72点)
6位 『煽動者』 (59点)
7位 『転落の街 上下』 (44点)
8位 『黄昏の彼女たち 上下』 (42点)
9位 『宇宙探偵マグナス・リドルフ』 (38点)
9位 『その雪と血を』 (38点)
11位 『ジョイランド』
12位 『過ぎ去りし世界』
13位 『暗殺者の反撃 上下』
14位 『テロ』
15位 『終わりなき道』
16位 『生か死か』
17位 『悪徳小説家』
18位 『ささやく真実』
19位 『ジャック・リッチーのびっくりパレード 』
20位 『プラハの墓地』
※アンケートにご回答頂いたのは全国の日本推理作家協会会員及びミステリー作家、文芸評論家、書店員、翻訳家、各大学ミステリー研究会の皆さんです。
※投票の対象は発行日が2015年11月1日から2016年10月31日までの本です。1位は5点、以下、4点、3点、2点、1点として集計しました。国内部門の投票数は164、海外部門の投票数は143でした。