今年で40回を迎えた、恒例の「ミステリーベスト10」。日本推理作家協会会員及びミステリー作家、文芸評論家、書店員、翻訳家、各大学ミステリー研究会の皆さんのアンケートにより決定する、ミステリーランキングの決定版です。国内部門第1位には塩田武士著『罪の声』が輝きました。以下20位までの順位を紹介します。
ベスト10作品の紹介とアンケートによる講評、塩田武士氏インタビュー、今年の国内ミステリーの傾向などは、週刊文春2016年12月8日号誌面でお読みいただけます。
1位 『罪の声』 (117点)
2位 『真実の10メートル手前』 (115点)
3位 『涙香迷宮』 (76点)
4位 『希望荘』 (73点)
5位 『ジェリーフィッシュは凍らない』 (70点)
6位 『暗幕のゲルニカ』 (53点)
7位 『許されようとは思いません』 (48点)
8位 『屋上の道化たち』 (47点)
9位 『望み』 (44点)
10位 『聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた』 (42点)
11位 『静かな炎天』
12位 『リボルバー・リリー』
13位 『QJKJQ』
14位 『黒面の狐』
15位 『遠い唇』
16位 『挑戦者たち』
17位 『ガラパゴス 上下』
18位 『誰も僕を裁けない』
19位 『慈雨』
20位 『半席』
※アンケートにご回答頂いたのは全国の日本推理作家協会会員及びミステリー作家、文芸評論家、書店員、翻訳家、各大学ミステリー研究会の皆さんです。
※投票の対象は発行日が2015年11月1日から2016年10月31日までの本です。1位は5点、以下、4点、3点、2点、1点として集計しました。国内部門の投票数は164、海外部門の投票数は143でした。