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5:将来性──来年のモデルチェンジも考慮すべし?

 最後に将来性について考えてみましょう。現行のiPhone SEは、SoCこそほかの2製品と同じA15 Bionicを採用するものの、基本設計は8年も前の製品で、現行モデルの中で唯一Face IDに対応しないなど、見劣りする点も多々あります。画面の明るさやカメラも含め、長く使っていると不満が出てくることもあるでしょう。

 一方のiPhone 14は発売されたばかりの現行モデルゆえ、新しい技術が多数盛り込まれており、望遠レンズのように明確に省略されている機能を別にすれば、長く使い続けて大きな不満は出ないはずです。

 またiPhone 13についても、歩きながら動画を撮影した時に手ブレを抑えるアクションモードを搭載していないことなどを除けば、できること自体にそう違いはありません。

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 ただしこの10月に入って「スマホの充電ポートを2024年までにUSB Type-Cに統一すべし」というEUの法案が成立したことで、iPhoneは来年のモデルか、遅くともその翌年には、LightningがUSB Type-Cに差し替わるという、大きな変更があることが予想されます。

 さらにiPhoneはこれまで3年に一度、デザイン変更を含む大きなモデルチェンジが行われており、次回はちょうどその節目に相当するため、「iPhone 15」に相当する次期モデルは、現行のiPhone 14やiPhone 13とは、外見自体ががらりと変わる可能性があります。

 もちろんその時点でLightningが使えなくなるわけではありませんし、日本市場に投入されるモデルはLightningのままという可能性もゼロではありませんが、いざフルモデルチェンジされてしまうと「買い替えずにもう少し待っておけばよかった」と感じてしまうもの。いま買い替えを考える場合、そうした点も考慮しておいたほうがよさそうです。

現行のiPhoneは、充電ポートはすべて独自規格のLightning。これがAndroidなどと同じUSB Type-Cに変わるのはまもなく?