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――お互いに仕事をしているからベビーシッターさんの存在は大きいですね。

浜田 ベビーシッターさんにお願いしなければ、この生活は成り立たないです。結婚当初から共働きをすることは決めていたので、いろいろ調べて今のシッターさんにたどり着きました。

 夜一緒に過ごせない分、保育園に行くまでの朝の時間をすごく大切にしています。一緒に遊んだり、お話ししたりして子どもとの時間を過ごしていますね。

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 ベビーシッターに頼ると、子どもがかわいそうとか、寂しがるという声もあるけど、共働きが増えている今の時代、ベビーシッターを活用するのは本当に良いですよ。子どもたちは楽しそうにやってくれているし、休日は家族の時間をきちんと取っています。

ベビーシッターにかかるお金は?

――平日は仕事に集中して、休日に子どもとの時間を取ると。

浜田 そうです。仕事や育児のストレスも溜まらないから、精神的にもすごくいいです。それに内閣府のベビーシッター割引券を使うと、月額5万2800円まで補助してくれるんですよ。

 週に4回ベビーシッターさんにお願いすると大体10万円ちょっとかかるけど、割引券を使えば6〜7万円くらいの負担で済みます。それでも高いので、もう少し補助金が増えるといいですけどね。

 

――出産・結婚されてからもマンガの勉強ができる高校を設立したり、オンラインサロンを開設するなど、仕事面に力を入れていらっしゃる印象です。やはり「お金を稼ぐこと」を常に考えているのでしょうか。

浜田 そうなんですよ。18歳で「お金を稼ぎたい」と思ってからそれがずっと私の目標になっているんです。キャバクラで稼いで、マンガ家として稼いで、今はマンガ家のためのサポートをする傍ら、動画配信に力を入れたりバーの経営をしています。

 マンガ界をもっと盛り上げていきたいんです! マンガ家を目指す子どもたちの支援や新人マンガ家の育成などに力を入れていけたらいいかな。自分がマンガの世界でたくさんお世話になってきたから、今度は恩返しができたら嬉しいですね。

写真=釜谷洋史/文藝春秋

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