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「デパートの便器やバスタブを割ることもあった」…体重198キロだった安田大サーカスHIRO(45)が語る、痩せて一番良かったこと

「デパートの便器やバスタブを割ることもあった」…体重198キロだった安田大サーカスHIRO(45)が語る、痩せて一番良かったこと

安田大サーカスHIROインタビュー#2

2022/11/26

genre : エンタメ, 芸能

note

HIRO 新幹線の自由席は、隣の人に思いっきり肩が当たっちゃうので座れないんです。なんで、グリーン車に乗らせてもらってました。飛行機は2席取ってもらうようにして。2席で1.5倍の料金で座らせてもらえる、本来は妊婦さんに向けた割引みたいなのがあるんですよね。

 昔は衣装だって大変でしたもん。オーバーオールも僕が穿けるサイズがなかったので、親や手先が器用な友達に頼んで、ほかのものと繋げてもらって大きくしてましたよ。

結成から21年、安田大サーカスの現在は?

ーー家系的に体の大きい方が多いのですか?

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HIRO 兄貴は90kgぐらいかな。おかんは、150cmで細身の人でした。親父は、身長が170cmちょっとないぐらいで、体重が60kgかな。兄貴がちょっと大きいくらいで、近所にいる従兄弟もスラッとしていて、親父の兄弟も大きい人いないし。これだけでかいのは僕だけ。なんなんでしょうね。

Zoomで取材を受けているHIROさん

ーー特に女性が相手だと人見知りが激しくなるとお話しされましたが、なにかトラウマみたいなものがあったりは。

HIRO トラウマというか……こういう体してるじゃないですか。なんで、女性に近づいたら「臭そう」とか思われたりするんじゃないかと考えちゃうんですよ。実際、デブが嫌いな人もいるから。そういうのもあって、すべてをマイナスに考えちゃってたんですよね。

「この人、俺のこと暑苦しいとか思ってるのかな」「この人、俺のこと風呂に入ってなさそうって思ってるのかな」「この人、俺が臭うとか思ってるのかな」とか。昔はそんなことばっか思っていて、それがまだちょこっと続いてる感じですね。芸人になってから、そういうのはだいぶマシになりましたけど。この体を笑いにできるようになったのは大きいかな。

 いまは3回以上会った女性とは、普通にしゃべれます。慣れるまでがちょっと時間がかかるっていうだけで。

団長からもらった半ズボンを穿くHIROさん

ーー和歌山に戻られて5年が経ちますが、安田大サーカスの活動に支障は?

HIRO そこは団長とクロちゃんが、どう思ってるのかわからないですけど。コロナの影響で、営業もテレビに出るのも厳しいなっていう時期がありましたけど、最近は週1ぐらいでふたりとは会ってますね。営業的な仕事があるんで。意外と3人でいる機会は多いんですよ。クロちゃんが『水曜日のダウンタウン』で目立ってるから、3人のイメージが薄れているだけで(笑)。

ーーお話を伺ってみて、現在の生活に大満足されているなと。

HIRO 最高です。和歌山、最高です。和歌山、来てください。

その他の写真はこちらよりぜひご覧ください。

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