美山 そう言われると、常に何かを考えたり、やったりしているかも。移動中とか、手が離せないときはラジオを聞いていますし。
――どんなラジオを聞くんですか?
美山 オードリーさん、三四郎さんのオールナイトニッポンは面白くてよく聞いています! あと、TBSラジオも好き。一緒にハリー・ポッターの舞台にも出演している、榊原郁恵さんのラジオもよく聞いています。
デビュー20周年を迎え、芝居に対して気づいたこと
――今年でデビュー20周年を迎えました。子役からキャリアをスタートさせ、現在はドラマ、映画、舞台、ミュージカル、声優と幅を広げています。改めて、お芝居のどんなところが好きですか?
美山 最近、役の人生を考えるのが好きだなって改めて気付いたんです。台本に書いてあるセリフに至るまでの人生を想像して、「だからこのセリフにつながるのか」って納得するまで考えるのが、すごく楽しいんです。
――美山さんは、お芝居オタクなんですね。
美山 そうかも。自分の演技だけじゃなく、人の演技を見るのも大好きなんですよ。それに、自分好みのお芝居を見つけたら、「その演じ方、最高!」って思わず叫びたくなっちゃう。まさにオタクですね(笑)。
――お芝居が純粋に好きだから、舞台や声優などいろいろな芝居の形にチャレンジしたいし、できないこと、知らないことを見つけるとやる気になるのかもしれないですね。最後に、これからチャレンジしたいことを教えてください。
美山 まずは、12/11(日)に予定しているデビュー20周年記念バースデーイベントを成功させたいですね。イベントでは、ファンの皆さんと一緒にこの20年を振り返ったり、歌を披露したりする予定です。普段テレビや舞台で見る私とは違う一面を見せられるんじゃないかなと思います。
あとは、ラジオにも挑戦してみたいし、韓国ドラマにも出てみたい。実は、韓国語は日常会話くらいならできるんですよ。
いつもと違う環境は不安だし緊張もするけど、これからも新しいことにどんどんチャレンジしていくので、ぜひ21周年目以降の美山加恋も楽しみにしていてください!
撮影=釜谷洋史/文藝春秋