1ページ目から読む
3/5ページ目

 高校時代は全然モテなかったが、社会人になる頃には常にセフレが数人いる状態だったと言う浦野氏。一体何があったのだろうか。

「高校時代は共学で、本当にクラスの隅っこにいるようなくらーい男子だったんですよ。純愛とかラブストーリーが流行ってたので、そっちよりの人間で。でも、頭の中はエロだらけ。なのに、女性と話せない。このままいくとオタの道に行くかもしれない、そうは言っても女の子と話したい! モテたい! というのはあって。

 大学の時に弾けたことが大きいんでしょうね。自分を救ったのはエロです。あまりにモテなかったから、じゃあ、大学で全部変えようと思って、すごい頑張って自分を整えたんです。当時、山田玲司さんの『Bバージン』て漫画をバイブルにしてて。まず自分に自信をつける為に外見を整えて、鏡見て『大丈夫大丈夫。お前はイケる』とか言って。

ADVERTISEMENT

 あとは女性に慣れるために風俗にものすごく行きましたね。緊張してすごい恥ずかしい思いをたくさんしました。高校時代、学校がつまんなかったのでバイトすごいしてたんですよ。月10万とか稼いでて。大学の時は月25万とか。夜のバイト、バーとか色々やってて。

 おかげでヤラハタ(※『Bバージン』の中に出てくる略語。ヤラずのハタチ、の意味)にならずにすみました。

 童貞卒業は高2でしたね。それで、大学で弾けた感じもあるんですけど、そこからかもしれないですね。モテなかった反動で拗らせてたから歪んでるのかもしれないです。

 今でも、定期的に会う複数の女性と長期的な関係を持ちたいと考えています。お金が発生しない婚外恋愛の相手は、常に探していますね。

 既婚者と言って付き合いますけど、それでも良いよって子は意外と多いというのが体感としてありますね。女性だって性欲があるというタイプ。女の人の貞操観念ってこんなにゆるいんだと最初の頃は驚きました。

 アプリでもサイトでも、奥さんの枠にハマらないような普通の主婦がたくさんいるんですよ。僕は、40代の女性でも対象になりますね」

「子供は上の子が12歳で、下の子が9歳」

 国立大学を卒業して出版業界に就職した浦野氏。今の会社は3社目で、2社目の時に、現在の奥さんと知り合ったと言う。

「妻は、仕事関係で知り合って、7歳下です。僕は表と裏をすごい使い分ける人間なので、仕事関係でナンパとか不倫とかセフレを作るようなことはしてこなかったんですよ。仕事絡みの人間関係の中で付き合うのは妻が初めてでした。大きな仕事を一緒にしてて、朝晩行き帰り一緒に過ごすことが多くて、向こうから好きだって言われて。その時も当然他にセフレと彼女がいたんですけど。

 僕、彼女にもプライベートなスケジュールは絶対教えないし、アカウントとかも一切共有しないし、出版だと打ち合わせとか取材だとかでバレることなく複数の人と関係を持てるんですよね。僕は会社以外で受注ライターもしてるので、言い訳するのに便利です。

 で、裏の顔は見せずに3年付き合って、一年同棲して、デキ婚したんですけど。そろそろ結婚しようかなとプロポーズの準備をしてたので、良いタイミングだったんだと思います。今は結婚12年目です。子供は上の子が12歳で、下の子が9歳」