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――ほとんどがヴィンテージ(※年代物)ですか?

草彅 そうですね。1本を除いて。

――おお。今欲しいギターはありますか?

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草彅 ギブソン社のハミングバードとか。1950年代のヴィンテージで。60年代に入るとボディの内側の補強が太くなるでしょ? その前の時代のほうが好みなんだけど、もうそんなに出回っていないし、なかなかいい出会いが無くて……あっ、そうそう!! そう言えば、僕、このあいだ、もう1本の欲しかったギターに出会えたんだけど……それ、何とブルーノ・マーズに買われちゃったんだよね。

――えーっ!? 何というモデルだったんですか!?

草彅 ギブソンのJ-200。ずっと欲しかったんだけど、ボディの両側にピックガードが付いているというちょっと変わったデザインだったから、「どうしようかなあ」と3日間悩んじゃって。でも、ザ・ローリング・ストーンズのロニー・ウッドが若い頃に持っていた写真を見たらやっぱり欲しくなっちゃって。急いでお店に電話したんだけど一歩遅かった!!(笑)。

©榎本麻美/文藝春秋

――それは悔しいですねえ(笑)。

草彅 悔しい!! でも、ちょっとうれしくもあって(笑)。だってギターのほうも僕に買われるよりブルーノ・マーズに買われたほうが光栄じゃないですか。いつかブルーノ・マーズが弾いているのを見かけたら、「あっ、草彅が逃したやつだ」と思ってください(笑)。

――最後に楽しいエピソードをありがとうございました。撮影、頑張ってください。

草彅 頑張ります!! こちらこそありがとうございました。『罠の戦争』はきっと回を追うごとに楽しみになっていくドラマだと思うのでぜひ見て下さい。それでは皆さん、今日もよい一日を!!(笑)。

ヘアメイク永嶋麻子

スタイリスト川埜美紀

その他の写真はこちらよりぜひご覧ください。