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萩生田光一が語った「防衛費増の財源問題」

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アベノミクスのレガシーにより、税収は過去最高

 防衛費増額の財源確保を巡っては、法人税、所得税、たばこ税の3税を増税する方針が決定された。引き上げ時期の決定は先送りされているが、萩生田氏は早急な増税論に待ったをかける。

〈財源についても、国民の皆様に見える議論が必要です。幸い、コロナ禍からの景気回復過程の中で、2022年度の歳入は、当初予算から3兆円以上上振れしました。アベノミクスのレガシーにより、税収は過去最高となっています。まずは、経済成長を確保しその果実を活かしていくことが基本です。

2022年12月13日、自民党政調全体会議であいさつする萩生田光一政調会長 ©時事通信社

 その上で、必要な財源確保に向けて、徹底した歳出改革を行っていく事を示しましたが、大事なことは、初めから増税ありきでなく、経済成長も見据えたその果実と大胆な歳出改革や税外収入を含めて様々な知恵を出しながら、我が国の防衛力を裏付ける財源を確保すること、そして、最後にどうしても足らざる分があるならば、国民の皆様に説明し、その理解を得ながら、なるべく負担のかからない形でお願いすることです〉

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 萩生田光一氏による論考「防衛費2%は待ったなし」全文は、「文藝春秋」2023年2月号(1月10日発売)と「文藝春秋 電子版」に掲載されている。

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防衛費2%は待ったなし
萩生田光一が語った「防衛費増の財源問題」

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