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9位 膳場貴子「常に冷静沈着。抜群に頭がよい」

膳場貴子 ©文藝春秋

 NHKアナウンサーから転身して「筑紫哲也 NEWS23」(TBS)のサブキャスターを経て、「NEWS23」「NEWS23クロス」(共にTBS)のメインキャスターとなり、一気に知名度を上げた膳場貴子(47)が9位にランクイン。「筑紫イズムの継承者であり、ジャーナリズムの実践者だから」(59歳)との意見もあるように、その報道姿勢を評価する声が多数。現在は「報道特集」(TBS)のキャスターを務めています。

「政権に阿ることなく、政治や社会の問題点を真っ直ぐにとらえ報道して、世間に問いかける一貫した姿勢に好感が持てる」(56歳)

「メディアとして事実を追及取材し、高い見識で是々非々の報道をしていること。NHKで国谷裕子氏同様、権力に負けず嫌がらせにあっても跳ね返す強さ、責任感、理念哲学を持っている」(75歳)

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「TBS『報道特集』はほかの報道番組で扱わないネタを深く掘り下げてとても興味深く、膳場キャスターの真摯なコメントが信頼できる」(56歳)

「誠実、清潔感、笑わない、重いテーマを掘り下げて解説する」(75歳)

「タレント化してバラエティ番組ではしゃぐ女子アナが多いなか、クールで落ち着いた雰囲気が良いと思います。最近は報道番組に徹する正統派の女子アナが減っているのが残念に思います」(57歳)

「報道では一番信頼できる局であるTBSのニュースを担当しており、権力に負けない、日本では稀な『報道特集』のキャスターである。東大卒でそもそも優秀。自らニュースを判断する力がある。お金持ちであり、仕事にしがみつく必要がないので、経営陣への忖度をしないと思うので」(56歳)

「NHKのころから頭脳明晰、冷静な判断力、落ち着いたコメント等全てにおいて素晴らしいと思っております」(65歳)

「話の筋道がきちんとしており、常に冷静沈着。抜群に頭がよい」(37歳)

8位 青木理「権力者に対して常に批判的な視線を失わない」

青木理 ©時事通信社

 元共同通信記者ソウル特派員であり、ジャーナリストとして活動する青木理(56)。公安問題から日韓関係まで幅広い社会問題に取り組む中、「ジャーナリストとして反権力を貫いている」(65歳)との声もあるように、政権批判を崩さない姿勢が支持されたようです。現在は、「サンデーモーニング」(TBS)などのコメンテーターを務めています。

「見解が穏当かつ妥当な場合が多い。私がコメンテーターの実力を見る個人的なリトマス紙として日韓関係をチェックしているが、私の調べた限りでは青木さんの見解が正しい見解に近いと思ったので。たいていのコメンテーターは根拠なく『日本が正しく韓国が悪い』としか言っていない」(48歳)

「権力におもねらず、これはやっぱりおかしいとはっきり言ってくれる数少ないコメンテーターと思う。自分が普段ニュースを見て感じるもやもや感が整理されるし、もやもやしてるのは自分だけじゃないとホッとする。玉川徹さんも好きだけど、彼より空気に流されない安心感がある」(55歳)

「バカにちゃんとバカと言える」(57歳)

「権力者に対して常に批判的な視線を失わないし、地道な取材も厭わない」(70歳)

「ニュース解説が聞いてて、分かりやすい。自分の主張より世の中の事を総合的に判断したコメントが多いので、トップに推奨した」(69歳)

「メディアが自民党に忖度して全く機能していないどころかテレビを使って擁護するような現在、現政権や維新の会のような権力によって日本を腐らせている社会に唯一疑問を投げ掛けてくれるのがサンデーモーニングで青木氏と松原耕二氏だと思っています」(53歳)

「政権批判だけでなく、新聞記者の経験からマスメディアの問題点にも言及してくれる」(33歳)

「権力に対して、まずは批判的な立場から見ており、ジャーナリストとしての信頼性が高いと考えているから」(73歳)