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関係修復の場が修羅場に

「赤ちゃん脳」発言には悪意がないように見えて、メーガンから見たキャサリン妃へのメタファー(暗喩)がさりげなく込められている。自分自身のキャリアをほとんど持たないキャサリン妃を「赤ちゃん脳」だと見下しているように感じられる。メーガンのブライズメイドを務めたシャーロット王女のドレスのサイズやタイツ着用を巡って2人のプリンセスは対立した。

 結局、キャサリン妃が折れ、シャーロット王女は王室のプロトコルに反して生足でブライズメイドを務めた。この時、キャサリン妃がメーガンに泣かされた、いや泣かされたのはメーガンの方だと大騒ぎのキャットファイトが繰り広げられた。後にハリーとメーガンが王室を離脱する発火点になった。

ウィリアム皇太子とヘンリー王子(2017年9月撮影) ©AP/AFLO

「赤ちゃん脳」発言は結婚式のあと関係修復のため、ウィリアム皇太子とキャサリン妃がケンジントン宮殿内の自邸に2人を招いた時に飛び出した。発言にウィリアム皇太子はメーガンを指差して「無礼だ。英国でこういう言動は許されない」と注意した。メーガンは「差し支えなければ、私の顔に指を近づけないで下さらない」と言い返した。

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『スペア』によると、メーガンは、騒動は自分のせいではないと感じている。メーガン自身は米人気司会者オプラ・ウィンフリー氏の独占インタビューでこう答えている。

「ドレスについて腹を立てたのはキャサリン妃の方で、泣いたのは彼女ではなく、私です。本当に傷つきました。キャサリン妃はいい人です。彼女は謝罪したので私は許しました」

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