ウィリアム皇太子がコテージで「無礼」と罵った
ウィリアム皇太子はハリーのコテージを訪れ、メーガンのことを「無礼」と罵った。言い争いはエスカレートし、ウィリアム皇太子はハリーの襟首をつかんで、床に引き倒した。ネックレスがちぎれた。ハリーは犬の餌入れの上に倒れ、割れた破片で背中を痛めた。子供の頃のケンカのようにウィリアム皇太子は反撃するよう促したが、ハリーはそうしなかった。
英王室にはメディアに何を書かれても「決して文句を言わず、言い訳もしない」という不文律がある。チャールズ国王、ウィリアム皇太子夫妻はハリーとメーガンに何を言われても表立っては反論しない。短期的にはハリーとメーガンの圧勝になっても、長期的にはハリーとメーガンの物語はかつてのエドワード8世とウォリスのように忘れられていくだろう。
英王室を離脱したハリーは英王冠を捨てたエドワード8世と同じ道を選んだ。米人気歌手マドンナ監督の映画『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』では、実はエドワード8世との結婚を望んでいなかったウォリスの葛藤が描かれている。ハリーはメーガンに亡き母、ダイアナ元皇太子妃の幻影を見ている。メーガンはハリーにいったい何を求めているのか。
ハリーとメーガンが英王室叩きを「商売のネタ」にし続ける限り、2人はエドワード8世とウォリスが陥った同じ罠にハマる恐れがある。英王室には逃れようにも逃れきれない呪縛がある。シャーロット王女とルイ王子も『スペア』の桎梏に苦しむ運命にある。元英王族セレブとして生きることを選んだハリーとメーガンもこの呪いからは逃れられまい。
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