1ページ目から読む
3/3ページ目

韓法相の『スラムダンク』ファンが明るみに

 そして、思わぬところで、『スラムダンク』ファンが発覚(?)したのは、韓東勲法相(49歳)だ。

 韓法相は、尹錫悦大統領の検察時代の後輩で右腕ともいわれ、尹大統領誕生後、法相に抜擢された。国会の委員会では歯切れのいい答弁で人気は上昇。世論調査では、次期大統領候補としてすでに名前が挙がる人物だ。

 法務省はロンドンオリンピック跳馬で韓国に初めて体操の金メダルをもたらした梁鶴善選手を法務省広報大使に任命し、先日、梁選手を庁舎に招いた。その時の様子は新聞などで報道されたが、そこで韓法相のファンぶりが明るみに出た。

ADVERTISEMENT

 記事と共に掲載された写真は、法相室にある鉄棒にサインをしている梁選手とそれをかしこまりながらも嬉しそうに見ている韓法相の姿だったが、注目が集まったのは写り込んでいた飾り棚だった。

観客数は鬼滅を超えるのでは

 そこにはフィギュアがいくつか飾られており、写真を拡大すると、韓国の人気ユーチューバー兼ウェブトゥーン作家のチムチャクマン(Calm Down Man)と、『スラムダンク』のメンバー、そして日本の漫画『ONE PIECE』のゾロのフィギュアなどだった。ちなみに、韓法相は酒を飲まず、法相室には筋力トレーニング用の鉄棒があると囁かれていたが、それが事実だったことも判明して、こちらも驚かれた。

 記事の書き込み欄には、「スラムダンクのフィギュア、これは欲しいなあ」、「左遷された後フィギュアを集めるのが趣味になったそうだが、明らかに新鮮な人物」、「スラムダンクは許してあげないと」、「韓東勲を親日といえば、進歩派の40代も好きなスラムダンクも親日になっちゃうから、そんなことはいえないでしょうねえ」などと書かれていた。

 映画『THE FIRST SLAM DUNK』の観客数は、2021年に韓国で215万人の観客を動員した『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』をゆうに超えるだろうといわれている。