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その3:連続再生時間が4モデル中最長、入手性の高い「E-TWS-1」

 次に紹介するのは、「E-TWS-1」という完全ワイヤレスイヤホンです。ここまで紹介した2製品と同じくダイソーで販売されている製品で、価格も同じく1000円ですが、ダイソーブランドではなく、ラティーノという販売元の製品です。

 この製品は、前述の初代モデルが品切れの時期に登場したという経緯があり、いわば「代打」にあたる製品のようですが、その後はすっかり定番製品のひとつとして、このあと紹介する「E-TWS-2」とともに継続販売されています。供給量は安定しており、むしろ店頭ではこれしか見たことがないという人もいるかもしれません。

 再生/一時停止や早送り/早戻し、音量調整などの操作を行うための本体側面のボタンは、前述の「TWS-G273」のようなタッチセンサーではなく物理スイッチ方式なので、しっかり押し込まないと反応しません。誤反応が起こりにくい反面、耳の穴に本体を押し込むような操作方法は、苦手に感じる人も多そうです。

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 また音質はイマイチです。ノイズキャンセリング機能が搭載されていないのは当然としても、音はシャカシャカと軽く、ダイソーブランドの初代モデルのようなクリアさはありません。音質を重視するのであれば、今回の4モデルの中では、順位はかなり下ということになります。

 一方で、イヤホン単体での連続再生時間が6時間と今回紹介している4モデルで最長だったり、ケースがコンパクトで扱いやすかったり、残量表示のLEDが分かりやすいなどの利点もあります。あまり音質は気にせず、長時間の再生を重視するならば、入手性の高さも込みで、候補に上がってくる製品です。

「E-TWS-1」。ダイソーオリジナルではなくラティーノの製品です
側面に丸型のボタンを搭載しリモコン操作が行えます。ピースの形状は左右で共通

 

ケースに収納した状態。ポートはUSB microB
充電中はピースの先端が赤く光るほかケース上面で残量もわかります