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こういうふうに、投資先とその割合が自動的に決まってきて、人間の手が加わらないから、「パッシブファンド」(受動的なファンド)とも呼ばれます。
このような日本国内のインデックスファンドもあれば、もちろんアメリカ、イギリス、EU、香港などの主な株式市場のインデックスファンドもあります。
だから、これらも持っておけば、国別の分散も簡単にできます。
「もっともっと分散を徹底したい!」という人には…
ユーロ建て、ドル建て、ポンド建てのファンドもあるから、それを持ってみて、為替リスクに対応した、通貨別の分散をしてもいいでしょう。
「とにかく分散投資を徹底的にやりたい!」という人は、全世界の株式に投資できるインデックスファンドもあるよ。
これを買えば、1つの企業、1つの国、1つの通貨が大変なことになったとしても、全世界の株式市場が同時に下がっていなければ大丈夫!
「もっともっと分散を徹底したい!」という人には、債券やREITのインデックスファンド・パッシブファンドもあるからね。
これが、僕が勧める「インデックスファンド」の正体です。
アクティブファンドをおすすめしない理由
一応、「アクティブファンド」の説明もしておこう。
こちらはファンドマネージャーと呼ばれる投資のプロが、厳選して投資をして、インデックスファンドよりも高いリターンを狙うタイプの投資信託です。
こうやって説明すると、「プロが厳選してくれるなら、アクティブファンドが良さそう!」と思ったかもしれないけれど、それは違います!
僕はアクティブファンドをあまりおすすめしません。
もしも、僕が同じお金を投資するなら、アクティブファンドよりもインデックスファンドを選びます。