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大学院時代、講師時代にも起こしていた女性問題

 女性が提訴会見を開く2日前に、馬奈木弁護士は自らセクハラ行為を認める文書を発表している。ハラスメントを糾弾する側の弁護士による衝撃の告白……のはずが、馬奈木弁護士を知る複数の人物は、今回の問題について「正直、驚かない」と話す。一体なぜなのだろうか。

馬奈木弁護士の父親、昭雄氏。息子の行為に何を思うのだろうか ©時事通信社

「馬奈木氏は早稲田大学院時代に複数の女性に加害行為をして問題になり、研究室を破門になっているんです。謝罪をして大事にはならなかったのですが、その後に講師として就職した札幌学院大学でも再び女性との間で問題を起こしました。関係者から事情を聞いた父親の昭雄氏に説得され、馬奈木氏は札幌学院大学を半年程度で自主退職するという形になったんです」(馬奈木弁護士を大学院時代から知る関係者)

 事実を確認すべく馬奈木弁護士に電話をかけたが、出ることはなかった。

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 馬奈木弁護士は前出の文書で、次のように述べている。

<過ちを繰り返さぬよう自らを正し、自らを律していきます。被害者の方に対して、重ねて、深く謝罪いたします>

 弱者に寄り添うべき弁護士が、自らの立場を利用して女性を傷つけることになってしまった。失った信頼を取り戻す道は簡単ではない。

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